この秋、はじめて山椒の実を収穫しました。
鳥のフンから勝手に生えてきた、わが家の「ゼロ円農園」の山椒です。
「実山椒」というと初夏に収穫する青い実を指すのが普通ですが、今回収穫したのは、秋になって熟した赤い実です。
麻婆豆腐に入れて食べたりしましたが、それ以外はザルに入れたまま放置してしまっていました……。
それを、ようやく重い重い腰を上げて、片付けることに。
黒い種は味がしないので、皮だけを選り分け、ビンに入れて保存することにしました。
収穫した当初の画像 ↓
よりも、ずいぶん茶色くなっています。
直径3mmほどの実が2つに割れ、その間から伸びためしべの先に、黒い実がぶら下がっています。
その黒い実と、出来ればめしべも取り除き、ミカンでいうヘタの部分や小枝を取り除いてビンへ。
山椒はミカン科ですが、実の皮はまさに「干からびたミカンの皮(のミニチュア)」そっくり。
しかし、選り分けるのは大変でした…。ピンセットを使っての細かい作業。たったこれだけの量に3時間はかかったかな。
ちょうどGABANの花椒の空き瓶があったので、それに入れていったら一本分になりました。
こうやってビンに入れた状態で、上から棒で搗いて粗く粉砕するぐらいが、香りが強くていいかもしれないと思っています。庖丁で刻もうとすると周囲に飛び散ってしまい、うまく刻めませんし。
このまま冷凍保存し、麻婆豆腐のときに使うことにします。