去年、はじめて山椒の若葉を天ぷらにしてみました。
山椒の香りはほんのり程度まで弱くなり、ざくざくといくらでも食べられそうなかき揚げになりました。
なので、今年はもっとたっぷり揚げてみることに。
山椒若葉の収穫。
庭の山椒の葉先を、これぐらい採ってみました。
カレー皿(ヤマザキ春のパンまつりの)に山盛りです。
庭に26年前にトゲナシのものを1本植えたんですが、今はそれではなく、棘のある普通の山椒の木が1.5mほどまで育っています。鳥のフンから勝手に生えてきたのでしょう。なのでこれも材料費タダの、「ゼロ円農園」の収穫物です。
小枝についた状態のまま水に漬け、洗ってから、食べられそうな部分を切り取りました。
この時期なら、こういう形の部分だけにしておけば(これより太い枝を取り除いておけば)、全部食べられるように思います。
画像右側は、庭に勝手に生えてきたノビル。
ノビルは成長すると先端に花の代わりにむかご(珠芽)がたくさんでき、それが落ちて増えていきます。
今年は庭にたくさん生えてきたので、数本採って一緒に揚げてみることにしました。
天ぷらに。
衣は、例によってキユーピーのサイトを参考にしました。
さすがに山椒の葉は多すぎ、3分の2ぐらいを揚げて残りは保存しておくことにしました。
山椒の葉のかきあげ、ノビルの天ぷら、そして買ってきたマイタケの天ぷら。
去年と同じく、ほんのり山椒の香りがするザクザクしたかきあげでした。
ノビルとマイタケは妻と半分ずつ、山椒かき揚げは上記画像の4分の3ぐらいを私が食べてしまいました。
(油たっぷりですが、今日はジョギングを1時間半、13.5kmも走ったので、カロリー的にも問題ナシのはず!)
後日談。
ウチでは、揚げ物に使った油はオイルポットに入れて、炒めものなどに使い切ってしまっています。毎朝オムレツを焼くときにもその油を使っていますが、オムレツを焼こうと鉄のフライパンにオイルポットの油を少したらすと、ほんのり山椒の香りが……。油が全部、「山椒オイル」になってしまいました笑。
しかし、フライパンからほんのり立ち上るこの香り、なぜかヴィレッジバンガード店内の匂いを思い出してしまいます。店内で売られているアロマ類の香りに似ているんでしょうか……。