今までずっと、麻婆豆腐は市販の麻婆豆腐の素を使って作ってきました。
丸美屋や永谷園の麻婆豆腐の素。業務スーパーの麻婆豆腐を使ったこともあります。
そんな私が初めて、麻婆豆腐の素を使わずに麻婆豆腐を作ったお話です。
麻婆豆腐の素といってもさまざま。
丸美屋の麻婆豆腐の素は、3人分×2で、近所では1箱198円、特売で158円ぐらい。
後発の永谷園の麻婆豆腐の素は、同じく3人分×2で1箱138円、特売で98円で売られています。こっちの方が安い!というわけで、丸美屋の商品は買わなくなってしまいました。
もらいものの味の素CookDoの麻婆豆腐の素も使ったことがあります。赤麻婆・白麻婆・黒麻婆と特徴を出していますが、1箱が1回分なので値段は高め。
業務スーパーの麻婆豆腐の素も使いました。CookDoと業務スーパーの商品は、とろみがすでにつけてあります。
家族の人数の変化。
以前は、1つ3人分の麻婆豆腐の素に、ひき肉を足し、300gの豆腐を2丁入れて、さらにきのこ類などの増量材で量を増やして5人分の麻婆豆腐にしていました。
ところが今は家族3人。豆腐を減らしてもちょっと多すぎたり、味が濃すぎたりする感じ。そんなこともあって、最近は登場頻度が下がってきていました。
以前は、時間がないときでも材料(豆腐と豚ひき肉)さえあればあっという間にできる超お手軽メニューとして活躍していたんですけどね。
麻婆豆腐の素を使わなければどうだろう?
そこでふと思いつきました。
麻婆豆腐の素を使わないで作ったらどうなるんだろう?
少ない量でも作れるかも?
というのも、豆板醤は常にストックしてあるからです。
まずは、豆板醤とみそで。
手持ちの材料でどうなるかやってみました。
豆板醤+みそ+ケチャップ+醬油+オイスターソースを酒でのばして合わせ調味料を作り、豚ひき肉とニンニクを炒めてから加えました。豆腐とネギを入れ、最後にとろみをつけて、花椒を振れば完成。
麻婆豆腐の素を使わずに麻婆豆腐を作ってみた。
— イヨ (@iyoiyo2013) 2018年1月25日
甜麺醤は持っていないので、豆板醤とみそとケチャップと醤油とオイスターソースと酒と花椒で合わせ調味料を作ったら、結構それっぽくできた。 pic.twitter.com/zr9td1efPs
次は、豆板醤と甜麺醤で。
みそでもそれらしくできたとなると、今度は甜麺醤を使って少し本格的にやりたくなるもの。
こちらのレシピを参考に、ちょっと手抜きをして作ってみました。
トウチ(豆鼓と表記されることもある)はないので、今回もみそで代用。
- ニンニクみじん切り、豆板醤、甜麺醤、みそ、醬油を混ぜて酒でのばしておく。
- 豚ひき肉を炒め、合わせ調味料を加えて加熱。
- 水を入れ、豆腐を入れ、ねぎみじん切りを入れ、とろみをつけて完成。食べる前に花椒を振りました。
こうなりました。
初めて、麻婆豆腐の素を使わずに、豆板醤と甜麺醤で麻婆豆腐を作ってみた。大して手間は増えないし、この「本物らしさ」!コスト差もそれほどではなさそうなので、十分アリだと思った。
— イヨ (@iyoiyo2013) 2018年2月9日
後ろは大根の葉の炒め物と、残り物の肉じゃが。 pic.twitter.com/7kxnfOgt0p
上にも書いてありますが、この本物らしさ!それっぽくできてますよね。
コスト的にも大差なし。
今回使った豆板醤と甜麺醤。どちらも1瓶250円ぐらいでした(あやふやな記憶)。
2つ合わせて計500円で麻婆豆腐が7、8回分は作れそうですから、麻婆豆腐の素と比べてもコストは大差ありません。市販の麻婆豆腐の素には一応ひき肉が入っていますが、私はいつも豚ひき肉を足しているので、その点も差になりません。手間も、調味料を混ぜてのばしておくだけなので、大して変わりません。
これから、麻婆豆腐はこの方式で作ろうと思っています。