無用の長物と化す調理家電の筆頭に上げられることも多いホームベーカリー(パン焼き機)ですが、朝食がパン食のウチでは大活躍しています。手間も、炊飯器と大差ないように感じています。
子供がまだ家に居たころは3日に2回、夫婦2人暮らしになった現在でも3日に1回はパンを焼いています。安い材料費でおいしいパンが食べられるので、とても満足しています。
いろいろな残り物を混ぜ込んでも適当にパンの形にしてくれることも、ときどき役立っています。いままで余り物の食材をいろいろ投入してきました。(詳しくは、「ホームベーカリー」カテゴリーの記事をご覧ください)
キャラウェイパン。
そんな私ですが、久しぶりに、「パンに入れるために」、わざわざ材料を買ってきました。
キャラウェイシードです。
粉末でなくホールを。カルディで157円でした。
「シード」という名前の通り、キャラウェイの細い流線形の種子です。同じセリ科のスパイスであるクミンシード、ディルシード、フェンネルシードに形が似ています。
甘くさわやかな香りなので、クッキーのような焼き菓子によく合います。
これをパンに入れたいと考えました。
焼いてみた。
普通のパン1斤のレシピに、このキャラウェイシードを大さじ半分ぐらい、包丁で粗く刻んで、最初から釜に入れてみました。
焼き上がりは普通です。
過去の記事よりパンの高さが足りませんが、これは今回1斤の分量で焼いたから。(過去記事は1.5斤の配合で焼いたものが多いです)
キャラウェイは粗く刻んだだけなので、表面につぶつぶが見えます。
つぶつぶは断面にも。
味は?
食べてみましたが、今回の分量では、私としてはちょっとキャラウェイの香りが物足りない感じでした。もっとしっかり香りが出てもよかった。次回はもう少し多めに入れてみることにします。
もうすこし香りの強いキャラウェイパンに、マーマーレードをたっぷり塗って食べたいものです。キャラウェイの香りにはオレンジが合いそうですから。