トイレの白熱電球が切れました。
交換しなければなりません。
トイレはスイッチを入れたらすぐ点灯してほしいので、電球型蛍光灯にせず白熱電球のままにしていました。(今の製品は改良されていると思いますが、製品化されたころの電球型蛍光灯は、スイッチオンから完全な明るさになるまで時間がかかったんです。)
「LED電球は高い」という印象を持っていたのも、白熱電球を使い続けていた理由です。
しかし、LED電球が豊富に出回るようになって随分経つし。
LED電球に交換してみようか、と思い立ちました。(結構、こういうところはその時々の気分です)
60W型のLED電球。
電球を選ぶとき重要なのは、口金です。
(器具によっては、長さなど全体のサイズも要注意です)
口金には、主にE26とE17の2種類があります。
普通の白熱電球(40Wとか60Wとか)
の口金はE26なので、口金がE26で60W型の商品を探しました。
今回は、オーム電機のものを購入。
白熱電球を付け替えるのと全く同じで、簡単に交換できました。
白熱電球とLED電球のコスト比較。
上記の価格だと、
- 白熱電球(シリカ電球)は1個136円。
- 60W相当のLED電球は1個548円。
約400円の価格差があります。
トイレで点灯する時間を、1日あたり合計1時間と仮定します。
- 60形白熱電球の消費電力は57W。
- 購入した上記LED電球の消費電力は6.7W。
従って、
(57W - 6.7W)× 1時間 × 30日 = 1か月あたり約1.5kWhの節電
という計算になります。
ウチの電気契約だと、1段料金(安い方)が26.49円/kWh。
従って、
1.5kWh × 26.49 = 約39.7円。
1か月あたり約40円、電気料金が安くなるという試算になりました。
ということは、400円の価格差は10か月でモトが取れる。
それから後は、毎月40円ずつトクをするというわけです。
白熱電球は浴室にも使っているので、密閉器具対応型のLED電球(上記の製品もそうです)に交換しようと思います。
使用寿命の差もある。
消費電力の差のほか、寿命の差もあります。
- 上記シリカ電球の定格寿命は約1,000時間。1日1時間しか点灯しないとしたら、約2.7年。
- 上記LED電球の定格寿命は約40,000時間。1日1時間しか点灯しないとしたら、なんと約109年!(そんなことはないでしょうが)
シリカ電球が定格寿命の2倍持つとしても約5年半、LED電球が半分しか持たないとしても約55年。
もう、このトイレのLED電球を交換するときは、私が生きている間はなさそうです……。