枝付きのエダマメを大量にいただきました。
6本(株)分ぐらいだったかな。
さて、どうやって食べようか。
ゆでて食べるには。
ふつうに茹でて一部を食べ、残りを冷凍保存すればいいでしょう。
そこでふと気づきました。
自炊生活が長い私ですが、そういえば枝豆を茹でたことが1回もありません。
(ビールのつまみで食べる…というような生活をしていないので)
「沸騰したお湯でゆでてザルに上げ、塩を振ればいいのかな?」程度の知識。
そこで、ちゃんとした方法を調べてみました。
参考にしたのは、間違いのないサイト、白ごはん.comです。
茹で方のポイント。
今回はじめて知った、正しいゆで方です。(他のサイトにも、だいたい同じようなことが書いてありました)
- さやの両端を切る。
- ゆでる水の量の4%の塩を用意。
- ざっと洗った枝豆に、半量の塩をこすりつけ、もみこむ。
- 塩の量に合った水でお湯を沸かし、塩を加え、枝豆を投入。
- 4~5分茹でる。(茹で加減を確認しながら)
- ザルに上げて放冷。水で冷やさない。
なるほど!さやを切るのか!塩を後から振るのでなく、塩水でゆでるのか!塩の量はなんと4%も!
……全く知りませんでした。
茹でてみた。
さっそく、作業にかかりました。
まず枝豆を枝から外さなければなりませんが、さやの両端を切るのなら、枝豆を枝からはずすときに、最初からハサミでさやの端を切ってしまえばよさそうです。
さやの片側を切って枝からはずし、さらにさやの反対側を切り取りながら、適当な入れ物(アルマイトの大鍋)に入れていきました。
ずっと枝豆だけを見て作業していると、枝豆の形がゲシュタルト崩壊してしまい、なんだかよくわからないもの、別のもののように思えてしまったり。
例えば、クチナシの葉を食べ尽くして丸坊主にしてしまう、オオスカシバの幼虫のような……(知らない人は調べちゃダメ!絶対ダメですよ!)
それはともかく。
この作業を終えると、全部でこれだけの量になりました。
これを茹でる水は2.5 Lぐらい要りそう。その4%の重量の塩となると、100 gです。
100 gの塩。大量です…。
先程のアルマイトの大鍋に水を2.5 L入れて沸かし、塩の半量を投入。
残りの半量の塩を枝豆に揉み込みたいところですが……その作業をする適当な入れ物がありません。
仕方なく、山になっている枝豆のてっぺんに塩を少しふりかけて、その部分の枝豆を両手で取ってすり合わせて揉み込み、そのまま大鍋の湯へ投入。残りの山のてっぺんにまた塩を少しふりかけて……そんな方法を繰り返し、全部の枝豆を大鍋のお湯に入れました。
再沸騰まで時間がかかってしまいました。
「ちょっと固めかな?」という茹で加減だった5~6分で、ザルに上げました。
食べてみましたが、適度な塩加減で、確かにこれはおいしい!
4%の塩水で茹でるとこうなるのか!と、目からウロコでした。
焼き枝豆も作ってみた。
そしてもう1つ。焼き枝豆です。
そら豆を鞘ごと焼いて食べる食べ方は知っていましたが、枝豆でもできるとのこと。
上記の白ごはん.comに書いてありました。
これは、上記よりもさらに濃い塩水に30分~1時間浸してから、魚焼きグリルで焼くというもの。
やってみました。
上記のレシピによれば、水200ccに塩大さじ1と1/2。かなり濃い塩水です。
これに、さやの両端を切った枝豆を1時間ほど漬けました。
魚焼きグリルの網の上にアルミホイルを敷き、その枝豆を並べます。
アルミホイルの四隅をつまんで縁を立ち上げ、水分が漏れてもこぼれないようにしました。
これで、魚焼きグリルで弱火で10分。
こうなりました。
塩を吹いて白くなり、あちこちコゲています。これでいいんです。
完成しました。
さやを剥いて食べますが、焦げたさやが粉々になって食べにくい点を除けば、とてもおいしい。確か、スナック菓子の「ビーノ」がこんな味だったような。そんな味です。
むしゃむしゃ食べてしまいました。
茹で枝豆も焼き枝豆もむしゃむしゃ食べてしまい、これしか残りませんでした。
(一度に食べすぎると消化が悪そうで、自制しました)
冷凍して、枝豆ご飯などに使います。