この時期、ゆずの木があるお宅からゆずをいただくことがときどきあります。
1本の木にたくさんの実がなるので、それがあちこちに配られ、知人から知人へと流通している感じです。
今年は私も5個いただきました。
さてどうしましょう。
皮だけ削いで冷凍しておくと、ちょっとした香り付けに使えて便利です。「お吸い物の吸い口に」なんていうと途端に上品になってしまい、言っている自分が照れちゃいますが。
しかし、それだといくらも使いません。
そこで今回はじめて、ゆずジャムを作ることにしました。
ゆずジャムの作り方。
検索上位にあったこのサイトを参考にしました。
概要は、
- ゆずを横半分に切って果汁を搾る。
- 種をより分けておく。
- 皮の白いところをこそげ取る。
- 皮を刻み、3回ゆでこぼす。
- ゆでこぼした皮の重量の80%の砂糖と皮、果汁、種を合わせて煮る。
という感じです。
実際に作ってみた。
ゆずをタワシで洗い、半分に切って絞りました。
あたりまえですが、手に傷がある人は要注意です。
私は直前に紙のはじでほんの少し切ってしまった傷がありましたが、めちゃめちゃしみました。
小房の袋と、皮の裏の白い部分を取り除きます。
グレープフルーツ用のギザギザスプーンを使いました。
こうなりました。白い部分を取り除くのにはかなり手間取りましたね。
皮を刻みました。スプーンで取り切れていなかった白いワタを包丁で削いで取り除いたりも。
皿に山盛りになりました。
これを3回ゆでこぼしました。
皮を水から入れ、沸騰したらお湯を捨てるという作業を3回。
こうすることで、苦みのないジャムになるということです。
その後で重量を量ったところ、210gでした。
その8割の重量の砂糖ということなので、160g投入。
種にはペクチンがたっぷり含まれているらしく、上記記事と同じくお茶用パックに入れて、楊枝で封を。
全部を鍋に入れ、火にかけました。
水を追加していないので、種がぜんぜん浸りません。
沸騰して……
すぐにこんな感じに。これで5分ちょっとぐらいです。
上記の記事に「冷めるととろみがしっかり出てくるので、ゆるいくらいで十分ですよ。」
とあったので、早めに火を止めたら……
ゆずジャム、完成。
こうなりました。
画像だといい感じの出来上がりに見えますが、冷えたらしっかり固まってしまいました。
逆さにしても落ちないほど。
味は、私にとっては苦みがなさすぎてちょっと物足りないぐらい。
でも妻は「まだちょっと苦い」と言っています。それでも十分おいしくできました。
毎朝、自家製ヨーグルトに入れて食べています。