ご近所の方から大きな文旦(ボンタン、ザボン)を2個いただきました。
皮を剥いて中身を食べたら、残るのは当然、大量の皮。
さて、これは何かに使えないものか……。
柑橘系の皮といえばやはりジャムだろう、ということでジャムを作ってみることにしました。(先にネタバレしてしまうと、失敗しましたが)
文旦の皮をジャムに?
ネットで調べてみると、皮だけでもジャムになりそう。
ということで、まず白いワタをよりわけました。
文旦の皮は厚い。
ワタを分けました。
これを千切りにして、ゆずジャムのときと同様に3回ゆでこぼしました。
重量をはかり、ゆずジャムと同じ割合の砂糖を加えてみましたが……
ゆずジャムのときと違い、果汁がありません。
水を少量加えてみましたが、それでもジャムにはならない感じ…。
出来上がったのは、皮の砂糖煮。
パラパラしたままの、皮の砂糖煮になってしまいました。
仕方ないので、ヨーグルトに入れて食べるか……(妻は、これでも「苦い」と不評)
困った時のホームベーカリー!
そこでふと思いつきました。
「パンに入れてしまおう!」
いままで、さまざまな残り物や半端な食材を投入してパンにしてきました。
今回もその作戦で行きましょう。
ジャムにならなかったパラパラの皮を、
刻んで、ホームベーカリーに最初から投入。
……普通に焼けました。
オレンジピールならぬ「文旦ピールパン」でしょうか……。
皮の存在感はあまりありません。
でも、柑橘系の香りのするおいしいパンになりました。
このパンは妻にも好評。
粉(現在は強力粉でなく中力粉100%で焼いています)を規定量の8%減らし、減らした重量の倍の重量のオートミールを加えて焼いている「オートミールパン」にも、文旦ピールを入れてみました。
普通に焼けました。
この「文旦オートミールパン」もなかなかおいしい。
今度の冬、ゆずの皮でもやってみたくなりました。