新築から27年が経過したわが家。あちこち古くなってきています。
今回は、新築当時から使い続けてきたユニットバスのシャワーホースを交換しました。
シャワーヘッド下が折れ曲がり、使っているときつぶれてお湯が出なくなったりしていたんです。27年も使っていたら、そんなこともあって当然。
メッキも剥げて、地のプラスチックが見えてしまっています。
そこで、新品に交換することにしました。
シャワーホースとシャワーヘッドがセットになった商品の方がそれぞれを買うより割安なので、ついでにシャワーヘッドも交換してしまいましょう。
交換用部品は、ホームセンターで眺めてみるとカクダイとSANEIが有名な様子。
ネットで調べたりホームセンターで現物を見てみたりして、カクダイの366-900-Wにしてみました。
パッケージ裏面の説明。
「節水アタッチメントつき。約50%の節水効果」
「メタル噴板による微細な噴射口」
「低水圧対応」
といった点に期待です。
適合は?
こういった部品交換の場合、既存の水栓に適合するかどうかが非常に重要です。
カクダイのサイトにも説明があるとおり、わが家の旧INAX(現LIXIL)のサーモスタット付き混合水栓には、アダプター等ナシで適合します。
KVKやTOTOなど他メーカーの水栓に取り付けるためのアダプターが付属しています。
交換は簡単。
作業は簡単です。
まず、既存のホースを外します。
ナットでしっかり締め付けられていたので、ここだけ工具を使ってナットを回し、外します。大きめのモンキーレンチか、ウォーターポンププライヤーがあれば大丈夫。
外したところ。シールテープなどは特に使われていません。
パッキンは、外したナット側にくっついています。
水栓に節水アタッチメントを取り付け、アタッチメントにホースを取り付けます。
それぞれの中にパッキンがすでに入っています。
ホースの金具とホースはぐるぐる回りますが、節水アタッチメントは水栓金具に固定されるので、ホースにアタッチメントを取り付けてから水栓金具へ取り付けようとするとやりにくくなります。
なので、まず節水アタッチメントだけを水栓金具に取り付けます。工具を使わず、手でねじこむだけで十分そう。ナナメにねじこんでしまわないよう注意します。
次に、節水アタッチメントにホースの金具を手でねじこみます。これも工具不要。
こうなりました。
ホースの反対側にはシャワーヘッドをねじ込んで取り付けます。
既存フックにも問題なくはまります。
問題なく水が出ます。
5分もかからないぐらいの作業で簡単に交換できました。
使用した時の水圧の感じは?
このシャワーホース・シャワーヘッドは、メーカーホームページに
「動水圧0.05MPa、流量5L/分の条件で使用できます」
と記載されています。
また、パッケージには
「水圧が0.2 MPa以下の地域で使用される場合、まれに水の勢いが足りないと感じることがあります。その場合は節水アタッチメントを取り外して使用してください。ただし、取り外した場合の節水効果は約30%となります」
と表示されています。
それでわが家の使用条件ですが、わが家の給湯は、太陽熱温水器を使っている関係で、本来もっと高い水圧が1 kgf/cm2=約0.1 MPaまで下げられています。この水圧で節水アタッチメントを使うと、さすがにシャワーの水圧がやや物足りない感じ。
慣れてしまえばどうということもないかもしれませんが、もししばらく使ってみて家族からクレームが出るようなら、節水アタッチメントを外すかもしれません。