静かな家の中で、突然、ピピッという電子音が聞こえた気がしました。
家の外ではなさそうです。
在宅していた妻に聞いてみても、何もしていないとのこと。
何だろう?と家の中を歩いて原因を探しました。
30秒おきぐらいに電子音が鳴り、それに続いて合成音声も流れているようです。
原因はすぐにわかりました。
ピピッ!「電池切れです」
天井に取り付けた火災報知器の電池切れでした。
10年以上前に一般住宅にも設置が義務化された住宅用火災報知器。
その頃、ウチでも何個か天井に取り付けました。
居室や階段室には煙感知用SH4400(パナソニック)、
台所には煙感知用は不適当なので、熱感知用SH4600(パナソニック)です。
その電池が切れた警告音だったというわけです。
火災報知器の電池は約10年で切れる。
この機種は、電池の寿命が近づくと警報で教えてくれます。
「ピッ。電池切れです」と3回。その後、40秒おきに「ピッ」。そして、赤い作動灯が点滅。
夜に天井で赤いランプが点滅している様子は、ちょっと不気味ではあります。
電池交換。
取扱説明書を見てみると、専用リチウム電池を交換すればいいようです。
品番(SH284552520)を調べると、楽天ですぐ見つかりました。
ウチには火災報知器が5カ所設置してあります。
今回「電池切れです」になったのは1カ所だけで、ほかの4個は、動作チェックボタンを押してもまだ「正常です」という音声メッセージが返ってきましたが、
- 設置したのは同時。ちょうど13年前です。
- 電池寿命は約10年とされています。
- 夜中、突然に「電池切れです」と電子音声が流れると、びっくりしそう。
なので、5カ所全部を交換することにしました。
交換作業は簡単。
というわけで、5個購入しました。
本体を回し、天井に取り付けられているベース部分から本体を外すと、電池が見えます。
リチウム電池の配線コネクターをはずし、赤・白の向きを間違えないように新しいものを接続するだけの、簡単な作業です。
日頃から電池の点検を。
ウチの機種では電池寿命が近づくと今回のように自動的に教えてくれる機能がついていますが、自分で動作を点検をすることもできます。
天井に取り付けられている火災報知器の「動作確認ボタン」を下から長い棒で押し、「正常です」という電子音声が返ってくれば問題ナシ。ときどき点検しましょう。