昨年に続き、この秋も床下でネズミがカサカサ、カリカリ音を立てるようになってしまいました。
しばらく前に、床下換気口のスキマからデスモアプロを2回投入しましたが、一向に治まりません。
そこで、ネズミ忌避剤で床下を燻蒸してみることにしました。
ネズミ忌避剤。
使用したのは、アース製薬の「ネズミ一発退場」。
水を入れてセットすると煙を出すよくあるタイプの燻蒸剤の、ネズミ駆除用製品です。
これ1つで8畳用とのことですが、今回は床下での使用なので、広さの目安がわかりません。
1階の床下の面積は約47m2。8畳=約13m2。
体積で考えると、
床下=47m2×床下の高さ45cm=約21m3。
8畳=13m2×天井高240cm=31m3。
空気の体積として考えると8畳用でも足りそうですが、広がりにくさなども考え、一度に2つ使うことにしました。
製品構成。
このような構成です。(このほか、リング状のふたがあります)
パウチに入っている水をプラスチックカップに入れ、アルミ包装に入っている缶(発熱剤と薬剤が入っている)をカップの中の水につけるとすぐ煙が出始める、という仕組み。
床下に設置。
台所にある床下収納庫のフタを開けて収納庫自体を取り出し、床下が見える状態にしました。
カップに水を入れ、その中に薬剤入りの缶を入れて、床下に設置。
最初は煙がゆらゆらと立ち上りはじめた程度ですが、
すこししてから床下収納庫の蓋を再度開けてみたところ、20秒もしていないのに煙がもうもうと出ていました。
どんなにおい?
ペットを室外に出すとかガス警報器をカバーするなどの注意書きがありますが、今回は床下なので、そういった対策は特にしませんでした。
でも、煙のにおいは床下からもれ出てきます。
しかし説明に「天然ハーブ(ハッカ油、月桃)」とあるように、やや刺激臭はあるものの基本的には「ハーブっぽい」においであり、殺虫剤のようなとか、そういった耐えがたいにおいではありません。室内にただよっても、生活する上でそれほど問題にはならないように思います。
肝心の、効果はどうだったのか?
では効果はどうだったのでしょうか。
製品を設置した床下の位置は、風上側でした。
そこから途中に相当する場所の床下換気口は発泡スチロールの板で塞いでおき、反対側(風下側)の床下換気口をそのまま(開けたまま)にしておくことで、床下にできるだけ煙を行き渡らせようという作戦をとりました。(ネズミの出入口は床下換気口ではないと予想)
そして、燻蒸後どうなったかですが……
30分もしたら、またカリカリと音がしはじめてしまいました。
その後は、燻蒸する前と変わらず、ひっきりなしにカリカリ音が。
残念ながら、ウチの場合は「ネズミ一発退場」の効果はありませんでした……。
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