秋になって床下にネズミが侵入したわが家。
いままで5回にわたり駆除作戦を繰り広げてきました。
第1次駆除作戦:
2020年10月6日、昨年の残りのデスモアプロ6包を床下換気口から投入。
第2次駆除作戦:
2020年11月14日、デスモアプロハーフ(投げ込み用)2箱(12包)を新たに購入し、やはり床下換気口から投入。
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第3次駆除作戦:
2020年11月21日、忌避剤「ネズミ一発退場」で床下を燻蒸。
第4次駆除作戦:
2020年11月29日、床下にもぐり、殺鼠剤「デスモアプロ投げ込みタイプ」と粘着シート「強力チュークリン」を大量投入。
ここまでやったところ、いったんは鎮静化したかに見えました。
ところが。
音がしなかった期間は約1週間。その後、よわよわしい短時間の音が聞こえ始め、「殺鼠剤で弱ったネズミかな」と思っていたら、10日間を過ぎた頃から勢いが復活。カリカリ音が聞こえる時間こそ短いものの、音の大きさは完全に元に戻ってしまいました。
ネズミは、第4次駆除作戦(前回の床下作業)で床下の異変に気付き、様子見していただけだったのでしょうか。
あるいは、第4次駆除作戦でそのときのネズミは殲滅できたものの、別のネズミが新たに床下に侵入してきたのか。ネズミは家の中に入ったきりではなく、中と外を毎日のように出たり入ったりしているということなので。
いずれにしろ、第2波の到来です。
対策をしなければなりません。
そもそも、どこから入ってくるのか?
当初から疑問に思っていました。
ネズミはいったいどこから入ってくるのだろう、と。
「ネズミが侵入できる隙間の大きさは、子ネズミで、1.5センチメートルの幅(大人の指が第二関節まで差し入れられる広さ)、大人のネズミでも2.5センチメートル(500円硬貨くらいの大きさ)あれば十分といわれています。」(東京都目黒区HPより)
可能性としては、「屋根下の通気口」「戸袋の隙間」「電線導入部と壁の隙間」「汚れて閉じない換気扇」「屋根のひさしの下の隙間」「廃刊と壁貫通部の隙間」「建物と基礎の隙間」「壁のひび割れ、壁の穴」などがあります。
ネズミが頻繁に通るところには、足の汚れで黒光りする「ラットサイン」ができるとのこと。
ですが、外壁を見て回ってもラットサインのようなものは見当たりません。
床下換気口の金具の隙間は1.5cmですが、これは発泡スチロール板でふさいでみました。(真冬の保温にもなりそうです)
基礎に、ひび割れはありません。
戸袋の中に隙間があるのかどうかは、まだ確認していません。
2カ所あるエアコン配管の壁貫通部には、カバーがかかっています。
盲点に気付きました。
ところが、ここに盲点がありました。
エアコン配管が壁を貫通している部分には、たしかに配管の上からプラスチック製カバーがかかっていて、壁に密着しており、隙間はありません。
しかし、その反対側は? 配管が室外機につながるところではどうなっているか?
カバーがぱっくり口を開けているんです。
指が何本も入るぐらいの隙間があります。
ですから、もし配管の壁貫通部で壁と配管の間に隙間があれば、ネズミはカバーの中を登って行って、その隙間から壁の中に入ることができてしまいます。(そして室内にも……!)
エアコンは当初から怪しかった。
もともと、エアコン回りは怪しかったんです。
ネズミに対して全く効果のないウチのネコですが、ときどきエアコンあたりをじっと見つめていたり、エアコンの近くまで飛び上がった形跡がみられたことがありました。
そして、何よりも。
この秋、床下でネズミの活動に気づき始めたころ、エアコンのそば(室内)で、小さいネズミ(鼻先からしっぽ根元まで4~5cm)が1匹死んでいたんです。
エアコン周辺から室内に出てきたのでしょう。それをネコが仕留めたのだと思います。(そこはいちおうネコだったのでしょう)
そこで、エアコン配管とカバーの間のすきまを塞ぐことにしました。
ステンレスタワシで隙間を塞ぐ。
隙間を塞ぐ材料としては防鼠パテもありますが、今回のような場合はステンレスタワシが簡単です。
(「ボンスター」のようなスチールウールは、錆びてしまうので不適当でしょう)
1つ開封し、手で引き延ばしてみました。
かなりよく伸び、拡げることができます。
これを適当な大きさに切り、隙間に詰めていきました。
もうちょっと均等に詰めた方がよかったかな?
これでまた様子をみることにします。
……と思ったら、その日の夜にさっそくカリカリと音がしました。ダメかぁ……。
さっそく第6次作戦の準備にかかることにします。