フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

ウインドブレーカーのナイロンファスナーが錆びて動かない! 何とか直りました。

 

末っ子が中学校の部活で着ていたウインドブレーカー上下を、寒い時期のジョギングにときに着ています。学校名や部活名は入っていないし、誰に見られるわけでもないので無問題。(なんて金のかからない自分……)

 

それほど寒くない時期には下のズボンだけ使うこともあるんですが、先日久しぶりに見たら、ズボンの裾部分にあるファスナーが完全に錆びてしまっていました。

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緑青(ろくしょう)と、白く粉を吹いたような錆びで固まってしまい、全く動きません。

 

裏側にも同様の錆びが。

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潤滑剤はどうだろう?

 

周囲の布地の材質にもよるかもしれませんが、やはりまずは潤滑剤を使ってみるのがよいのでは?と考えました。

 

潤滑剤といえばKURE 5-56(「CRC」と呼ぶ人が多いのはなぜでしょう…)。シミになるかもしれないので要注意ですが、今回は私がお下がりで着るだけなので、シミになったとしても気にしません。

 

ファスナーの動く部分(スライダー)や、左右の噛み合う部分(エレメント)あたりにシュッと吹きかけてからスライダーの引き手を押したり引いたり、を繰り返してみましたが、うんともすんとも言いません。

 

敷居すべり用のシリコンスプレーもあったので試してみましたが、同じでした。

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お湯に漬けて掃除。

 

次に、お湯に漬けてみました。

 

洗濯洗剤よりも今どきの食器洗い洗剤の方が強力そうなので、食器洗い洗剤をスライダー回りにぽたぽた垂らし、お湯に漬けておきました。

 

しばらく経ってから、スライダーが動くかどうか力をかけたり、固着した部分のエレメントを揉んだりしながら、先の尖ったピンセットでスライダー・エレメント回りの錆びをこすり落とし、見える範囲のものは内部から掻き出し、そしてまたお湯につけることを繰り返しました。

お湯が冷めたら新しいお湯に替えながらです。

 

何回か繰り返したら、動いた。

 

「潤滑剤」、「お湯」、「洗剤」、「錆びを物理的にこそげ取る」のどれが有効だったのかわかりませんが、何回か繰り返しているうちに、スライダーが少し動くようになったと思ったら、すぐに全部動くようになりました。

 

結局、最初から最後まで2時間ぐらいかかったでしょうか。

 

スライダーが固まっていた部分のエレメントを見ると、何か白い錆びのようなものが残っています。

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乾かしてから、敷居すべり用のロウ状の製品を塗っておくことにします。(リップクリームでもいいらしい)

 

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作業の注意点。

 

無理に力をかけると、ファスナーが壊れます。

エレメントが壊れて噛み合わなくなったり、スライダーの引き手がちぎれたりしそう。

無理しないようにしましょう。

 

潤滑剤類は、シミになるかもしれません。使うときは、その点を注意・覚悟しましょう。