フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

カギが鍵穴に入らない、カギを抜くときひっかかる。そんなとき潤滑剤はダメ!「鉛筆」で解決。

 

玄関のカギが、ときどき不調になります。

どうなるかというと、

カギが鍵穴に入らない。

カギを抜くときひっかかる。

 

最近、またそういう状態になりました。

 

カギが鍵穴に入らなくなるのはなぜか。

 

特に理由もなく、「鍵穴の入り口にカギがひっかかるから」というような気がしませんか?

でもよく考えてみると、カギの先端を曲げたり大きく傷つけたのでもないかぎり、それまで入っていたカギが鍵穴に「ひっかかる」わけがありません。

 

ではどうしてカギが入らないのかというと。

 

鍵穴の中にある部品が動きにくくなったからです。

鍵穴の中には、小さな部品(ピンやディスクと呼ばれるもの)がギザギザの数だけ並んでいます。

カギを鍵穴に差し込んでいくと、その小さな部品が、カギのギザギザに応じて押し上げられたり回転したりして、カギの通り道を空けていきます。そうやってカギが穴に入っていくわけです。

ですから、それらの部品がスムーズに動いてくれないと、カギの通路が空かない→カギが入らない、というわけです。

 

鍵穴の中にホコリなどが入ると、内部の動きが悪くなり、カギが入らない・抜くときひっかかるという症状になるようです。

 

どうすれば直るか。

 

では、カギが鍵穴に入らなくなったらどうしましょう?

 

「内部の動きが悪いなら潤滑剤だ!何にでも使える KURE 5-56だ!」……これはダメです。

 

私もクレ 5-56(通称:CRC)はいろいろな場面でよく使いますが、鍵穴に使ってはいけません。これに限らず。市販の一般的な潤滑剤を使わないよう、メーカーも注意喚起しています。

ヘタをすると、内部でホコリが固着して完全に動かなくなってしまい、本格的な修理や交換が必要になってしまうかも

 

ではどうしたらいいか。

  • 専用潤滑剤を使う。
  • 鉛筆。

です。

 

鉛筆で直る?

 

もちろんカギ穴専用の潤滑剤でもいいんですが、鉛筆でも直ります。

 

用意するのは、Bや2Bなどの軟らかい鉛筆。

これを、カギのギザギザ部分などにごしごしこすりつけます。

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(なんとなくBの鉛筆で撮影しましたが、実際は2Bの鉛筆を使いました)

 

そうすると、鉛筆の芯の黒鉛が適度にカギに付きます。

そうやってから鍵穴に差し込んでみると、あら不思議!入りやすくなっています。

 

鉛筆でごしごしやったカギを鍵穴に入れてカギを回す。

鉛筆でごりごりやったカギを鍵穴に入れてカギを回す。……

 

数回繰り返せば、スムーズに抜き差しできるようになっているはず。

 

メーカーもこの方法を推奨しています。

www.miwa-lock.co.jp

 

困ったときは試してみてください。

 

※私は以前、芯を削った粉そのものを鍵穴にサラサラと入れていたんですが、そこまでやる必要はないようです。第一、やりすぎるとカギが黒くなってポケットが汚れます。