引っ越しを2回終えて、やれやれ。
……というわけに行かないのが、この春の私。あと1回あります。
末っ子の進学に伴う引っ越し。またもや新生活の準備です。
長男の方は荷物運びがメインでしたが、末っ子の場合は、借りる部屋が決まれば、新生活用品の調達が中心になります。
あれこれ調べまくり、実店舗に出掛けては見まくり、家でもネットでポチりまくり。
でも、買って配送してもらうだけの商品は 、まだいい。
問題なのは、設置できるかどうかに注意が必要な電化製品です。
それは何か? 洗濯機です。
機種によってサイズが微妙に違うので、部屋の防水パン(古い物件では設置されていないこともありますが、比較的新しめな賃貸アパートには大抵ついています)に入らない可能性があるんです。
末っ子が入居する物件は、変わった物件でした。防水パンが明らかに変則的なんです。なぜかというと、防水パンが長方形!横長で、奥行きが狭い。
2槽式洗濯機を設置していた時代のものなんでしょうか。 めちゃくちゃ古い物件というわけでもなく、部屋自体は綺麗なんですけどね……。
横長の長方形ですから、それに入る全自動洗濯機はありません。
しかし、そこに現代の全自動洗濯機を置かなければならない。
さあどうする?
洗濯機にゲタを履かせてかさ上げ。
洗濯機の下に、何か台になるものを置いてかさ上げし、防水パンのフチや、その手前にある出っ張りをまたいで設置すればいいでしょう。
ネットを検索してみると、似たような苦労をしている方はあるようです。
また、かさ上げしておけば洗濯機の下を掃除しやすくなったり、排水ホースの取り回し・設置が楽になるというメリットもあります。
では、どうやってかさ上げする?
かさ上げするための部品が販売されています。
しかし、正直言って、高い……。洗濯機を持ち上げるためだけにこの出費は痛い。
自宅であれば、コンクリートブロックを四隅に置いてその上に洗濯機を載せるという手もありますが、今回は引っ越し先なので、そんな重たい物を調達するのは大変。後で処分するにも困ります。
角材という案も考えました。
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90mm角の角材を指定の長さにカットしてくれるサービスです。
これならよさそうだと思いましたが、長さ・個数・送料を考えると1500円ぐらいになってしまいます。
どうしたもんかなあと考えながら近所のホームセンターに行ったところ、同じ90mm角、長さ910mmの角材(こちらは杉)が、807円で売られていました。
そこで、そのホームセンターの工作室で切れないかどうかダメモトで 聞いてみたところ、手持ち式の丸ノコなら、ということ。「フリーハンドで、しかも角材が太くて1回では切れないので、2回に分けての作業だとズレてしまうだろうけど」と念を押されましたが、今回は精度は求めないので、丸ノコを使わせてもらうことにしました。
このホームセンターは、工作室の電動工具を無料で使わせてもらえるんです。
今までにも大きなパネルソーを借りて板材を切ったりしたことがありましたが、丸ノコを使うのは全く初めて。
角材に線を引いて万力で固定し、丸ノコをギャーーンとかけたところ、なんとか結構うまく切れました。
ノコギリでぎこぎこやっていては、とてもこんな風には切れません。
半分ずつ両側から切りましたが、ズレは少しだけ。シロウトが初めて、手持ち式でやってこれぐらいなら上出来でしょう。
あとで角に紙やすりを掛けて面取りし、床を傷めないよう百均でフェルトのクッション材を買って貼り付けて、洗濯機の下にかませることにします。
さて、これで洗濯機をうまく設置できるかどうか。(できないと困りますが)
Xデーまで残り約1週間。