中学校や高校の制服。公立でも高価です。
夏と冬の制服は、上着やズボン・スカートだけでなく、シャツやブラウスは洗濯用に何枚も必要になります。体操着も、夏用・冬用に何枚も必要。それに、上履き、体育館シューズ、学校によっては指定のバッグ類……。全部で数万円もかかることはザラにあるでしょう。
2017年には、公正取引委員会も調査に乗り出したとか。
義務教育が無料とされているのも授業料だけ。制服や教材、部活動の費用、修学旅行などの費用は全て、各家庭の負担になります。
高価な制服、なんとかならないものかなあと思っていましたが、私の地元でも公立中学校の制服リサイクルの取り組みが始まりました。
制服のリサイクルで重要なこと。
学校の制服リサイクルでは、
- しっかりした運営主体であること。
- 買い手の身元確認。
が重要ではないかと考えます。
運営主体:
制服を不正転売などされてはたまりません。そういったことが起きないよう、ちゃんとした運営主体である必要があります。
学校自体には、こういったことまで運営する余力はありません。学校以外でこういった活動を行う団体となると、やはりPTAや学区内の自治会が最も安心できるでしょう。
私の地元でこの取り組みを始めたのは自治会を中心とする組織なので、信頼性には問題ありません。
買い手の身元:
正規の目的以外で買われることがないようにしなければなりません。
そのためには、買い手の身元確認が必須と考えます。
方法としては、
- 新入生の場合は、入学通知書などの公的書類
- 在校生の場合は、生徒証などの証明書
で確認することが考えられるでしょう。
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ウチの子どもらは地元の公立中学校を卒業して何年も経ってしまいましたが、探せばリサイクル可能なものがあるかもしれません。体育館シューズなんて、買ったもののほとんど使いませんでしたから。
もうすぐ高校を卒業する末っ子の学生服も、まだ使えるかも。
書き込んである名前はどうする?とか、どの程度のものまで提供可能か?(特に体操着のように酷使されたものなど)、洗濯やクリーニングはどうすれば? といったところを問い合わせ、係の人と相談してみたいと思っています。