フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

火災事故が起きている家庭用太陽光発電システム。定期点検しましょう。

 

家庭用太陽光発電システムが原因の火災が問題になっています。

 

business.nikkei.com

 

www.itmedia.co.jp

 

実はウチの屋根にも太陽電池パネルが載っています。

設置したのはもう21年も前のこと。

 

販売代理店がいいかげんだったのか、アフターサービスや定期点検などの案内が来た記憶がありません。なので、21年間ほとんど点検しないまま現在に至ってしまいました。

 

しかし、火災事故と聞いてはそのまま放っておくわけにもいきません。

さっそくメーカーのサービスセンターに電話し、業者さんに点検に来てもらいました。

 

家庭用太陽光発電システムの点検内容。(ウチの場合)

 

点検は、屋内と屋根上の両方でした。

 

屋内:

パワーコンディショナー(インバーター)と「接続箱」の各部の電圧チェック

太陽光発電用ブレーカーも含む各部の漏電チェック

 

屋外:

太陽電池モジュールの目視による状態確認

 

といった感じ。

 

f:id:NShufu:20190207154712j:plain

確認の様子を地上から見上げているだけで怖い……。

 

わが家の太陽光発電システムの点検結果。

 

漏電等はなかったので、安全面は問題ありませんでした。

 

火災が発生しているのは、屋根材一体型の太陽電池モジュールばかりとのこと。

www.itmedia.co.jp

 

ウチの太陽電池パネルは、コロニアル(スレート)上に設置した架台に載っているタイプ。コロニアル葺きの屋根からは浮いています。

 

安全性に問題なかったのはよかったんですが、衝撃の事実が判明しました。

 

衝撃の事実その1:半分がほとんど発電していなかった。

24枚の太陽電池パネルが12枚×2系統になっていますが、そのうち片方の系統の発電出力がかなり低下していました。パネルの目視による確認で、モジュール内のハンダ不良の疑いがみられたとのこと。

 

後で売電量の変化を調べてみたところ、どうやら5年前(設置16年後)ぐらいから発電量が低下していた様子。最近は発電量を全然チェックしていなかったので、気付きませんでした……。

 

衝撃の事実その2:パワーコンディショナーがとっくに寿命。

これは各部を測定するまでもないことでしたが、パワーコンディショナーの寿命は15年程度とのこと。それが、ウチのものはもう21年!

いつ壊れてもおかしくないかも。

 

結論:電気設備なので点検とメンテナンスが必要。寿命もある。

 

太陽電池モジュール1枚1枚の出力を詳しく調べるには費用が約5万円。モジュールを交換すると1枚あたりの材料・工賃が約5万円。

パワーコンディショナーを交換すると約20万円。

 

余剰電力の固定価格買取制度が今年中に終わり、買取価格がダウンする中、システムをどうすべきか、悩みどころです。

 

まともな設置業者さんなら、定期的に点検の案内があることでしょう。

点検、ちゃんと受けた方がいいですよ。

 

ウチの場合、点検費用は税込19,440円でした。