昨日、車の中でラジオのJ-WAVEを聞いていたら、面白い話がありました。
【AMERICAN EXPRESS PICK ONE】
— J-WAVE STEP ONE (@stepone813) 2018年12月3日
今日は『余計なことをやめて売上増。そのすごい経営手腕とは?』という記事にフォーカス☝️解説はNews Picksの公式コメンテーターで大手外資系IT企業に勤め、5社のスタートアップ企業の顧問も務める、澤 円さん。https://t.co/e83kHV84pN#stepone813 #jwave #newspicks pic.twitter.com/I3OGXChs3A
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STEP ONE(PART2) | J-WAVE | 2018/12/03/月 10:00-13:00
「なになにしてから思考」。
NewsPicks公式コメンテーターの澤 円さんの話の中で、「なになにしてから思考」という言葉が出てきました。
「○○をしてから××をしよう」、つまり「○○できなければ××ができない」という考え方のクセのこと。
「お金が貯まってから結婚する」
「英語が話せるようになってから留学する」
「(みっともないから)もう少しダイエットしてからジムに行く」
……こういうのは手段と目的がごっちゃになっていてダメ、という話でした。
「まず手を動かせ」。
と、メディアアーティストの落合陽一さんも言っているとか。
手をつけて早めに失敗しておけば、どんどん修正していける。
ボールを見極めてから打席に立っても遅い。
私も、やってみなきゃわからないことは多いと思います。
失敗したくないからと、調べて調べて、考えて考えて、検討して検討して、悩んで悩んで……そうしているうちに時間だけが流れ、状況は変化し、自分には具体的な経験が何も残らない。しかも、それだけ準備に時間をかけてしまって、「失敗できない」という意識が余計に強まっている。(何かをするにあたって、失敗しないなんてことはないのに。)
そもそも、どれだけ考えたって最善の選択ができるとは限りません。実際にやってみる前の判断基準なんてタカが知れているし、仮に「これがベスト」と納得した上でとりかかっても、その次の瞬間に状況が一変してしまう可能性だってあります。
ある程度考えたら、まずはさっさと小さいところから手をつけてしまい、始めたあとで、自分の選択が最善になるように努力し修正していった方が、はるかに実のある結果につながるはず。
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ただ、冒頭の例にあった結婚については、「さっさと始める」わけにはなかなかいかないかもしれませんけどね。
ところで、「お金がないから結婚できない」というのは、結婚(式)の形が多様化した今でもわりあい多い考え方なんでしょうか? そうだとしたら、それは結婚をある種の「ゴール」と考えているからでしょうか。
結婚(式)なんて、その後の人生のスタートに過ぎないんですが。
もし「相手はいるけれどお金がない」というのであれば、なおさら共同生活して食と住のコストを抑える方がずっと理にかなっていると思います。
今とは違う時代の話ではありますが、結婚式が終わってみたらお金が増えていた私です。(安い会場で仏滅に式を挙げたせいもあって、いただいたご祝儀よりもかかった費用の方が少なかった…)