この季節,草がみるみる伸びます。
雨が降れば伸び,日が照れば伸び……。
「雑草の花,意外に綺麗です」なんて言っていたら,狭い庭が草ぼうぼうになってしまいました。
たった数m四方とは言え,草むしりは大変。シーシュポスの岩を思い出します。
ウチの近所では,ハルジオンから約1ヵ月遅れてヒメジョオンが咲きました。
あれ? ヒメジョオンもつぼみが下を向くんだっけ?
コモチマンネングサの花。綺麗な黄色の星形の花です。脇芽部分(珠芽)がぽろぽろと地面に落ちて繁殖するとか。葉が肉厚で乾燥に強く,どんどんテリトリーを拡大していきます。葉っぱも花もきれいなので,いっそグラウンドカバーとして利用してもいいかも。セダムに似てますからね。
つぼみだったノビルの先端部分は,こんな風になりました。
花は,見ての通りあまり咲かないんです。その代わりに,このようなつぶつぶが育っていきます。これが珠芽(むかご)。ゴマつぶほどの大きさの1個1個がぽろぽろと地面に落ち,そこから発芽して増えていきます。
ノビルを食べたことはないんですが,今度食べてみようかな。
ブロック塀やコンクリートの上では,よくカナヘビが日光浴をしています。
トカゲじゃありません。つやがないのはカナヘビ。トカゲには光沢があります。
カナヘビにも種類がいくつかあるようですが,ニホンカナヘビ以外は分布が限られる様子。ニホンカナヘビは,東京都と千葉県では準絶滅危惧種なんですね!今調べて知りました。ウチの庭には普通にいますが……地域によってはそうなんですね。
植物だけでなく,鳥,昆虫,小動物まで,身近な生物が綺麗な写真と簡単な解説で紹介されている図鑑です。
都会の生物 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ (17))
- 作者: 藤本和典,亀田竜吉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/04
- メディア: 単行本
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