フリーランスになり、パソコンに向かいっぱなしの生活になってすぐの頃から、「足置き台」を使っています。
「腰痛防止のため使った方がいい」と何かで見聞きしたからだと思いますが、果たしてその効果があったかどうか。というのは、その後ぎっくり腰を2回やり、今もときどきふとしたことで腰痛になりますから。
ただ、足の冷え防止には絶対効果があります。
足置き台の効果。
机の高さや椅子の座面の高さの関係で、太ももの下側が座面に圧迫されると、ひざから下の血行が悪くなります。
そうなると、冬はてきめんに足が冷えます。
さらに、膝から下が常に下に引っ張られるような状態になるため、膝痛の原因になります。
(私は、2台目(2代目)の椅子の座面が前後に長かったため膝に変な力がかかり、40代後半に膝痛になってしまいました。最初に使っていたイトーキのアメリアチェア(初期型)は、値段は高かったけど良かったなあ……)
足置き台を使うと、太もも下側(膝裏)が座面から離れ、圧迫されなくなるので、そんな悪影響がなくなります。
自作の足置き台。
今使っている足置き台は、20年ぐらい前に、ホームセンターで買ってきたスノコと端材で作ったものです。
スノコを使ったDIYはいろいろ行われていますが、形を上手く利用すれば、材木を使ってイチから作るよりも簡単に安く作れます。
この足置き台は、8枚板のスノコを半分に切ったものがベースになっています。
足はこんな感じ。
スノコの裏側の板に垂直に端材で足を付け、三角の端材を当てて補強しました。
スノコにもともとあった真鍮の釘を一部抜いて横に打ち直したのはなぜだろう? 覚えてません……。
三角の補強材を、上からタッピングねじで止めています。
普通の白木のスノコだったんですが、長年の使用でピカピカに磨かれ、黒光りしています。
ただ、冷え防止になるとは言っても、冬はアクリル毛布をひざ掛けに使ってますけどね。