後になって新聞のテレビ欄で気付きました。
NHK「助けて!きわめびと」、2016年12月10日(土)の放送は「夫が家事をしない」!だったようです。
放送、見ればよかったな……。
サイトに概要が掲載されています。
サイトを見てみると、相談したご夫婦は
- 奥さんは、小さいお子さん3人の子育てで忙しい。
- ダンナさんも、仕事が忙しくてこれ以上家事は無理。
ということだったらしい。
そこで、番組で挙げられた対策その1が、「家事の可視化」。
家事の流れを可視化し、省力化できるポイントを探すという提案でした。
(番組ではこれを「手抜き家事」と言っていたようですが、手抜きとはちょっと違いますよね)
家事の合理化による省力化、時短。もっともです。
……でも。
もっとサボれば?
単に、もっとサボればいいんじゃないでしょうか?
夫婦それぞれが本当にストレスを抱えているなら、とりあえずストレスを取り除くのが第一。家事なんて、ちゃんとやらなくったって死にませんから、サボっちゃって大丈夫です。
……あ、人によっては、サボって「ちゃんと掃除しない」、「ちゃんと片付けない」、「ちゃんと料理しない」と余計ストレスになるのか……。自分のモノサシで考えちゃいけませんね。
でも、完璧主義は自分の首を絞めますよ。
しかも、相手に完璧を求めたり、自分の基準を押しつけるのは、いい結果になりません。
「夫婦関係のメンテナンス」
次に挙げられた対策がこれ。
夫婦のコミュニケーションが減ると不満がたまりやすくなる。その通りです。
番組では、夫婦間のコミュニケーションを活発化させるために、「家族からどう思われたいかを1分間真剣に語る」ということをお互いにやっていたようです。
夫婦の話し合いは、重要です。
話し合いが出来ていないと、あらゆるところで問題が生じますからね。
家事分担の問題について言えば、要求水準のズレ、つまり
- 何を、
- いつ、どれぐらいの頻度で、
- どこまで、どのような状態までやればいいか
の認識に違いがあることが、大きな原因です。
そういう思い違いを話し合いではっきりさせ、すり合わせておかないと、家事分担にかかわるトラブルはなくならない気がします。
夫婦の話し合いは大切。
家事に限らずどんなことでも、夫婦でよく話をして、どちらかに不満が溜まらない状態にしておくことは大切です。※自分のことは棚に上げてます。はい。
そもそも、「夫が仕事、妻が家事・育児」という大元の「分担」は、最初にどの程度話し合って決めたんでしょうか。「なんとなく」そういう役割になったのであれば、早めに一度それについて話し合った方がいいかもしれません。
「ウチは普段からいろいろ話してるから、相手の考えもわかってるし、不満なんかないはず。大丈夫!」
……本当に大丈夫ですか? そう思っているのは、実はアナタだけじゃありませんか??
「いえいえ、ウチは本当に大丈夫!」
それならいいんですが。
どうか10年後も20年後も30年後もその状態を維持してください。
夫婦生活は長いですから……。
来週12月17日(土)の放送は、「ぐうたら夫を大掃除で大改造!」。
これは……グータラな自分としては、見た方がいいのか? 見ない方がいいのか?
Photo by 写真素材 足成