ときどき、風呂場からポタッとポタッと水漏れの音が聞こえるようになりました。
シャワーヘッドから水滴が落ちています。
どうやら、壁付の水栓金具の「水を出したり止めたりするハンドル」(切替弁)のところで水がちゃんと止まっていないのではないかと思われます。
築29年を過ぎたわが家。またまたLIXILに修理に来てもらわなきゃいけないかなと思いましたが、いちおう調べてみることにしました。
水栓の型番は下側に貼り付けてあり、なんとか読めました。
(場所が低いし老眼だしということで、スマホのカメラで撮影)
BF-5145Tです。
約30年も前なのにこの型番に記憶にあるような気がするのが不思議です。当時のINAXのユニットバスを選ぶとき、水栓金具も選びましたからね。
この型番で検索したところ、同じ水栓の水漏れを修理した方のブログが見つかりました。
読んでみたところ、私にもできそうです。
というわけで、自分で修理することに。
部品を入手。
検索したところ、楽天で適合する部品がありました。
到着。
説明書もついています。
作業開始。
交換作業にとりかかりました。
必要な工具は、先の薄いマイナスドライバー、大きめのマイナスドライバー、プラスドライバー、それにモンキーレンチ(または17mmのスパナ)でした。
まず、水を止めます。
壁付け部分のキャップを先の薄いマイナスドライバーでこじってはずし、流量調節栓を大きめのマイナスドライバーで閉じて、水を止めます。
隙間が狭くドライバーが入りにくい。ドライバーの行き先に手を置かないように注意です。(行き先に手があると、最悪ドライバーを手に突き刺してしまいます)
栓を閉じたら、蛇口やシャワーから水が出ないことを確認します。
次に、切替ハンドルを外します。キャップをマイナスドライバーでこじって外し、
中のネジをドライバーで外してハンドルを抜きました。
この白いプラスチック製部品が、説明書にある「ダブルセレーション」というもののようです。このダブルセレーションは、差し込んであるだけなので引き抜きます。
次に、切替弁部をモンキーレンチまたはスパナで回して抜きます。
最初は固く、大丈夫か?と思ったりもしましたが、カンカンと軽く衝撃を与えたりしてやってみたところ、小さいモンキーですぐ回りました。
(モンキーやスパナで力をかけるときにも、モンキーやスパナの向きに注意です。下手をすると、外れたときに工具が自分に向かって飛んできます)
外した切替弁と新品です。
Oリングが切れている様子はありませんでした。
適合する部品ですが、座金の形状が変わっています。
新品を組み付けました。
あとは元に戻していくだけでした。
作業完了。
やはり新品。ハンドルがスムーズに回るようになりました。
水漏れが再発しないかどうか、様子を見ることにします。