普段は、和風の実だくさんの汁物というと豚汁ばかり作っています。
お湯を沸かし、あり合わせの野菜を切って投入。
豚小間を投入。
みそを溶いて完成、です。
なんともいい加減な、でも野菜がたっぷりでおかずにもなるし暖まる料理として重宝しています。
そんな中、何年ぶりかわかりませんが、けんちん汁を作ることにしました。
何かきっかけがあったのかどうか……? ただの気分です。
けんちん汁。
野菜を炒めて、豆腐を入れて、醤油味。
私としてはこれがけんちん汁です。豚汁との違いも、この3点。
ニンジン・大根のいちょう切りとネギの筒切りをごま油で炒め、水を入れて、ごぼう、ブナシメジ、豆腐を入れて、めんつゆを入れたら完成。
豚汁に負けず劣らずの単純な料理です。
しかし、これが予想外にうまかった。
ごま油で炒めたことによるコクが最高。
こんな適当な料理で満足できる自分、なんて安上がりなんだろう。
話題のレストランで高級食材を使ったうんちくたっぷりの料理を食べるよりも、こんなものの方がおいしいと思えてしまう私です。
翌日の昼に食べたら、ごま油の香りが飛んでしまっていたし、全般的に味がなじみ過ぎていました。作りたての方がおいしかったな。