風疹の流行が問題になっています。
妊婦さん(および,妊娠に気付いていない女性)は感染を防ぎようがありませんから,周囲の人々,そして社会が対策をとらなければなりません。
厚生労働省が,2019年度から特定の年代の男性を対象として、抗体検査と(抗体が陰性の場合の)風疹予防接種を無料にする対策を始めました。
私は該当する年代なので,その通知が3月下旬に到着。
内容物は2枚。
説明資料(表)。
私は「平成26年4月以降に風疹の抗体検査を受けた」→「いいえ」なので,抗体検査対象です。
説明資料(裏) 。
抗体検査を受ける方法は、3種類。
- 医療機関で受ける。
- 自治体の特定健診で受ける。
- 事業所検診で受ける。
在宅フリーランスの私は事業所検診がありません。なので近所の病院で受けることにします。
クーポン券。
シールになっています。
「抗体検査」用,「予防接種予診のみ」用,「予防接種」用のそれぞれ,国保連提出用,医療機関控え,本人控えの3枚ずつ。
実際の検査。
では,どこで検査を受けられるか,厚生労働省のHPを見てみましょう。
各県のリンクがあり,リンクの先に,医療機関のリストがExcelデータで掲載されています。
ところが。
こういうのは初速が重要だと思うのに……調整中じゃダメじゃん。 pic.twitter.com/Ur2Pe10ehf
— イヨ (@iyoiyo2013) 2019年3月30日
3月30日に見たせいか,「調整中」……。年度が変わる前だったからかな。
その後しばらくして,私の住んでいる県でもデータが見られるようになりました。
しかし,最初に掲載されていたのは,市内でも数少ない大きな総合病院だけ。
大きい病院だと時間がかかりそうだな,面倒くさそうだな……と思っていたら。
数日たってまた見直したところ,データが更新されており,普通の診療所レベルまでたくさん掲載されるようになりました。
中年男性が風疹の予防接種を無料クーポン券で受けられる医療機関,大きな総合病院だけかと思ったら,いつのまにか普通の診療所にまで増えていた。 pic.twitter.com/JfmRINCINo
— イヨ (@iyoiyo2013) 2019年4月10日
そこで,時間ができたときに最寄りの内科医院に行き,この書類一式を出したところ,すでに検査を受けに来た人がいたのか,話はスムーズでした。
本人確認は特に求められませんでしたが,その病院の診察券を持っていったせいかもしれません。
風疹抗体検査のための問診票?みたいなものを渡されたので,「風疹にかかったことがあるか」「風疹の予防接種を受けたことがあるか」などの項目に記入し,あとは採血を受けただけです。
ひじの内側の静脈から,シリンジで5mLぐらいの採血でした。
しょっちゅう献血している私としては,痛くもかゆくもありません。
結果4,5日後に出るとのこと。
その病院ではすでにもう何人も抗体検査をやったということですが,陽性の人も結構いるとか。
私自身も,中学時代にクラスで風疹が流行した記憶はあるんですよね。
さて,陽性なのか,陰性で予防接種を受けることになるのか。
結果が判明するのは来週です。
ちなみに,風疹の予防接種をしても,4週間経てば献血できるとか。
(2019.4.23追記)
1週間経ったので,結果を聞いてきました。
結果は……陽性。
無料クーポンで受けた風疹抗体検査、陽性だった(なので、予防接種不要)。中学生のころ流行したからかな。#風しん抗体検査 pic.twitter.com/zjWPVmT2Ux
— イヨ (@iyoiyo2013) 2019年4月23日
それと知らずに感染していたようです。やはり中学時代の流行時かもしれません。
私の結果は128.0以上でしたが、予防接種の対象になるのは6.0未満(EIA法の場合)なので,全く対象になりません。
はっきりわかってよかったです。
予防接種と言えば,最近気になっているのが,帯状疱疹予防のための水痘(水ぼうそう)予防接種。自費での任意接種になりますが,そのうち考えようかな。
子どもらが小さいころみんな水疱瘡にかかったので,そのとき濃厚接触した私も、ブースター効果で免疫は強化されていると思いますが。