末っ子の通学用自転車も,高校卒業によりめでたく通学用から引退しました。
そこで,学校の校章・番号入り反射材ステッカーを剥がさなければなりません。
しかしこれがなかなか大変なんですよね。
反射材ステッカーを剥がす方法。
どうすればよいか?
グーグル先生に聞いてみました。
ざっと見た感じでは,やはり
「ドライヤーで温めて接着剤を軟らかくし,端からめくって剥がす」
方法が勧められているようです。
「シール剥がし」のような商品・溶剤を使う方法もありそうですが,今回の反射材ステッカーには使えるのかどうか……ステッカー自体、浸透性があるとは思えないし、下は塗装面だし。
ということで,シール剥がしを使う方法は今回は除外しました。
まず、ドライヤーで試してみることに。
ドライヤーの熱風で軟らかくする方法。
しかし,やってみると、そもそもドライヤーの風を当てるのが大変でした。屋外で電源を取るために自転車を移動し,延長コードを用意して,ようやくドライヤーの熱風を当てられました。
やってみた結果。
たしかに,接着剤は軟らかくなります。
ドライバーで突っついたときステッカーがびよーんと伸びる程度には。
しかし,剥がそうと思ったこの反射材ステッカーはもともと板のように硬い素材で,普通のシール類のような「端をめくって剥がす」ことができる柔軟さがありません。
狭い曲面なので熱風が当たる範囲も限られるし,接着剤が軟らかくなるほど温めようとすると手も熱いし,手は2本しかないし。
画像からおわかりのように,綺麗に取れるとは思えませんでした。
なので,この方法は早々に断念。
カッターで削る,荒っぽい方法。
そこで,以前もやったことがある荒っぽい方法をとることにしました。
それは,「カッターで削る方法」。
長年の通学で酷使した,「どうなってもいいママチャリ」だからできる方法です。
ドロヨケの塗装面を傷つけ、塗装を削ってしまう可能性が高いので,この記事を読んでやってみようという方は,くれぐれも自己責任でお願いします。
カッターの刃を,ドロヨケにほぼ平行になるように上から下向きに当て,そのまま下向きに削っていきます。
ちょうど,包丁の刃を手前に向けて砥石で研ぐときのような感じ。
硬い素材のステッカーなので,逆にかんなくずのように意外に綺麗に削れていきます。
画像では片手でやっていますが,これは左手でスマホを構えたため,
実際にはカッターの刃を両手で支えた方が安定します。
こうなりました。
接着剤が白く残っています。黒い塗装面は意外に無事そう。
消しゴムで接着剤を落とす。
次に,最初に検索したときにグーグル先生が教えてくれた,残った接着剤を取る方法をやってみます。
使うのは,消しゴム。
消しゴムをゴシゴシかけ,指の腹でゴシゴシこする。
これを繰り返すと,消しゴムかすと一緒に接着剤がとれていきます。
ここまで綺麗になりました。
この程度でよしとすることにします。
同じ方法でもう1台。
末っ子が通学に使っていた自転車は,実はもう1台あります。
同じように反射材ステッカーが貼ってあるので,それも同様に剥がしました。
カッターで削って。
消しゴムをかけて。
今回はシルバーの塗装面をちょっと傷つけてしまいましたが、この程度なら問題ないでしょう。
もともとベコッとへこんでるドロヨケだし。
(2020.6.21追記)
いつのまにか細かいサビが出ました。カッターで細かい傷をつけたわけですから、仕方ないですね……。
この2台の自転車はずいぶんブログネタに使わせてもらいましたが,いよいよブログ的にもお役御免ということになりそうです。
(2020.10.13追記)
細かいサビと言っても、1年半経った時点でこんなものです。
(雨があまり当たらないところで保管)