前回の続きです。
あちこち飲み歩いていた,バブルの頃。
バブルの頃の思い出と言えば,あちこちを飲み歩いていたこと。
出掛けるときはいつも1人だったので,食事には行きにくかったんです。
1人ならいくらでも飲みに行けますから。
SNSはおろかインターネットさえない時代。
情報源は全て,「紙」です。
雑誌の新店情報。有名店。話題の店。レストラン・バーガイド。
そんなものをあさっては,毎週のように時間をかけて都内まで出て行き,話題の店や有名な店を訪ねていました。まあミーハーでしたね。
当時も今も変わらない。
「差異化」がもてはやされた時代。
食のウンチクが重要性を持つようになった時代。
とにかく奇抜なアイディアが注目された時代でした。
ひるがえって,現代。
紙の情報が頼りだった昔と違い,情報はSNSをはじめネットにあふれています。
しかしその分,人々はよけいに情報を消費するようになったのではないでしょうか。
インスタ映えを狙った商品が話題になる現代と,奇抜なアイディアを競っていたバブル当時は,それほど違わないような気がします。
情報を消費するのは,もう飽き飽きです。
公私ともに長く多忙にしていたこともあり,もうかつてのように飲み歩く気にはなれなくなってしまいました。
訪れた店のマッチが小箱に一杯。当時集めていたものが,本棚の奥に眠っていました。
懐かしい! どんなときに行ったか,どんな人に会ったか,誰と行ったか,覚えている店もあれば覚えていない店も。
面白い店に自分で飲みに行くのは何年振りだろう? pic.twitter.com/xgeopiHgbb
— イヨ (@iyoiyo2013) 2017年1月24日