ときどき、自分の身の回りにあふれる数々のモノを見て思います。
「これ全部、自分で買ったんだ……改めて思うとすごいな」と。
必要になったものをその都度買い足して築き上げてきた、現在の生活です。
しかし、初めての一人暮らしはそうではありません。
空っぽの部屋に、運び込んだわずかなモノからスタート。
そんな生活では、実家ならあたりまえにあるモノが、ない。
例えば、踏み台にもなる椅子です。
子どもの初めての一人暮らしに。
大学に進学する子どもの、初めての一人暮らし。
生活に必要なものはとりあえず買いそろえましたが、子ども3人それぞれに買ってやったものがいくつかあります。
その一つが、踏み台兼用の椅子。
実家なら、踏み台になるものは必ずあります。
しかし、ひとり暮らしではどうか? 机に向かうためのデスクチェアでは、不安定で踏み台にはなりません。
天井の蛍光灯が切れたらどうする? なんて考えてしまいます。
しかも、狭い部屋にデスクチェアとは別に踏み台を用意しておくわけにもいかないでしょう。
そこで買ってきたのが、ステップチェア。
踏み台兼用の椅子です。
似たような商品が各社から販売されています。私はニトリで買って配送してもらいました。
ひとことで言えば、パイプ椅子状のしっかりした踏み台。
背もたれに相当する部分にはウレタンが巻いてあり、椅子としても使えるというものです。
ただし難点が2つ。
欠点が2つあります。
欠点その1:座面が高い。
普通の椅子よりも、座面が高いです。そのため、机に向かうとき足が床に着かなかったり、太ももが窮屈になったりするかもしれません。
欠点その2:背中が痛い。
背中が当たるアーチ状の部分にはウレタン素材が巻いてありますが、それでも寄りかかると痛くなるそうです。長女はそこに百均のクッションを縛り付けているとか。
座面も、クッション性はほとんどありません。
興味のある方は、ニトリ店頭などで見てみてください。