フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

慣れ親しんだ食器への愛着と記憶。

 

新生活を始める子どもには、食器も最低限のものをひと揃い持たせています。

 

長男と長女のためには、コレールの食器を新品で購入しました。

 

コレールから選んだのは、中皿、小ボウル、カレー用深皿ぐらいだったかな。

(ただし糸底がなく、ラーメンや丼物に適したサイズ・形のものはありません。ラーメンどんぶりとごはん茶碗、汁椀は別に用意。)

 

コレールは薄いのに強度があるし、水切れがよく、洗ってもすぐ乾くし汚れもつきにくいので、ウチでも別のシリーズを重宝しています。

 

では、今回ひとり暮らしを始める末っ子にも同じものを買ってやったのか?

 

実は、そうはしませんでした。

家にある、普段使ってきたものをそのまま持たせたんです。

 

理由は2つ。

 

ウチの食器を減らしたかったから。

 

すみません、これは私の都合です……。

これからは本格的に夫婦2人暮らしになるので、5人家族分の食器はもう必要ないんです。

来客もないわが家ですから。

子どもらが帰省してきたときには、余分にある食器や、ほかのありあわせの食器を使えばいい。

 

というわけで、いままで使っていたものをそのまま持たせてしまったという消極的理由が1つ。

 

もう1つの理由は、

 

愛着のある食器を使い続けてほしかったから。

 

これはもっとポジティブな(と思っている)理由。

新生活を新しい食器で、という考え方ももちろんありますが、大したものでなくても慣れ親しんだ食器を使い続けることで、実家での生活をときには思い出してほしいと思ったのです。

 

なので、

昼食のやきそばやスパゲティ、それにカレーに大活躍だったカレー皿(25年以上前にミスタードーナツの粗品でもらったものだと思う)とか、

 

ラーメンに必須のどんぶり(新婚のときに買ったもの)とか、

 

中ボウル(一番新しいけれど買ったのは10年以上前)や、副菜に便利な小皿を、 

 

そのまま持たせました。

 

ひとり暮らしの食事をしながら、「そういえば、実家では親が作ってくれたスパゲティやチャーハンをこの皿で随分食べたなあ」と思い出してくれたら嬉しい。

 

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ところで、しばらく前に「ひとり暮らしを始めるとき家から食器を持っていく場合は注意しろ、結局それをずーっと使い続けることになるから」といった内容のツイートが話題になっていました。

この記事を書くにあたって探してみましたが、見つけられませんでした…。