車のバッテリーは意外に盲点のような気がしています。
エンジンオイルを定期的に交換していても、
タイヤを定期的に交換していても、
バッテリーはどうでしょうか?
バッテリーが弱くなってきた徴候が感じられた(従って、「弱くなってきたかな?」と思ったら交換すればよかった)昔の車と違い、最近の車のバッテリーは、あるとき突然ダメになるそうです。昔に比べて電装系がいろいろと増えている影響でしょうか。
しかも、1回あたりの走行距離が短い、近所の買い物や送迎が中心となる車の使い方は、バッテリーにとって過酷な条件。
予想もしないときにロードサービスのお世話にならないとも限りません。
私は、15年以上前になりますが、家族で車で1時間ほど出掛けたときに出先でバッテリーが上がってしまった経験があります。これはバッテリーが弱ったからではなく、ライトを付けっぱなしにしたことによるもの。車から降りるときに娘がウインカーのレバーを操作したからでした。(当時、エンジンを切った後の運転席に座って「合体!」なんて言いながらレバーに触ることがありましたから。)
当時、JAFには加入しておらず、現在と違って任意保険にロードサービスは付帯されていなかったので、車に積んでいたブースターケーブルでそばの車から電源をいただきました。
バッテリーはいつ交換すればいいのか。
判断する方法はいくつかあります。
カー用品ショップでバッテリーチェックをしてもらう。
大手カー用品チェーン(イエローハット、オートバックス、ジェームスなど)では、どこの店でもバッテリーチェックを無料でやってくれるのではないかと思います。
正直なところ、ガソリンスタンドだと高い物を売りつけられそうな気がしなくもありませんが(偏見かな)、カー用品チェーン店ならそういうこともないのでは。
以前、バッテリーを交換しようとしたとき、作業に取りかかる前のチェックで「まだ交換しなくてよさそうですよ」と指摘してくれたこともありましたから。
保証期間が過ぎたら交換する。
いちいちチェックするのではなく、保証期間が過ぎたら交換してしまうという方法です。
バッテリーには、2年又は4万km、3年又は6万kmといった保証期間があります。その期間中は、バッテリーが機能することをメーカーが保証してくれているわけです。
なので、その間は心配しなくて大丈夫なわけですが、それを過ぎたらバッテリーが弱る可能性がある。しかも乗り方がチョイ乗りばかりの過酷な使用条件。
ですから、余計な不安をかかえるよりはすっぱりと期間で判断して交換してしまうという考え方です。私はこの方法を採っています。
バッテリーはどこで交換すればいいのか。
これも選択肢がいくつか。
ディーラーで交換してもらう。
……安心・確実感はあるけれど、安くはなさそう。
ガソリンスタンドで交換してもらう。
……高そう。(偏見)
カー用品チェーンで交換してもらう。
このあたりが一般的・妥当な選択肢でしょうか。
自分で交換する。
今回、はじめてこれに挑戦してみました。
バッテリーを自分で交換してみる。
自分でやってみたのはなぜか。
理由は主に2つ。
バッテリーは高い。
昔の車に比べて、バッテリーが大容量化し値段が高くなっています。ウチに2台ある車のうち、妻が乗っている車はコンパクトカーにもかかわらず大きめの80D23Lのバッテリーが載ってるんですが、前回カー用品チェーン店で交換したら2万5,000円もしたんですよ。
それが、ネット通販なら、同じサイズのメーカー品が1万円で買えることを知ってしまいました。この差は大きい……。全てにおいてセコい私が反応しないわけがありません。
古いバッテリーを引き取ってもらえる。
バッテリー交換でネックになるのが、古いバッテリーの処分方法です。
バッテリーは、自治体ではゴミとして回収してくれません。
怪しい廃品回収業者に出すのも、金を取られるんじゃないか? 不法投棄されるんじゃないか? などと考えると、気が引けます。(実際には、バッテリーは金属が多いので、むしろ買い取ってもらえる可能性もあるとかないとか)
ところが、ネット通販で古いバッテリーも無償回収してくれることがわかったんです。
それならやってみるしかないな、というわけです。
注文したのはココです。
カオスライト 80D23L/CL パナソニックPanasonic カーバッテリー 車 バッテリー 新品
- ジャンル: バッテリー本体
- ショップ: 激安カー用品 Webいち店
- 価格: 9,998円
実際の交換について次回書いてみます。