フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

妻に食事を作ってもらうとき、私が一番気をつけていること。

 

以前、ある方のツイートに触発されてマターナル・ゲートキーピングの記事を書きました。(ツイートを引用させていただきました。何か問題ありましたらご連絡ください……)

 

nshufu.hatenablog.com

 

マターナル(maternal):母親、妻が、

ゲートキーピング(gatekeeping):門番をする。

 

母親/妻が、「自分の城」の前に門番のように立ちはだかり、「私のテリトリーに入るならちゃんとやってよね?」と言わんばかりの態度をとること。つまり、家事育児に参加しようとする夫のやり方に対して、あれこれダメ出しをすること。というように理解しています。

 

わが家の場合は逆。

 

わが家でこれが問題になるのが、台所まわり、特に料理のときです。

しかも、ダメ出ししがちなのは、私なんですよ。

 

……。

 

私が在宅フリーランス、妻が外でフルタイム勤務のわが家の場合。

1ヵ月を30日として、朝食が30回、夕食が30回、週2日の休日の昼食が8回あるとします。(平日の昼は私1人なのでカウントから除外)

 

そのうち私が料理するのは、朝食が30回、夕食が24回、昼食が4回ぐらいの割合。圧倒的に私の方が多いんです。台所というか、料理はもはや私のテリトリー。

 

すると、妻が料理するときにどういうことが起きるか。

  1. 妻が私に、作るつもりだったもの・使うつもりだった材料が何かあるか聞く。
  2. 妻が私に、米を何合研ぐか、パスタを何gゆでるか、うどんや焼きそばを何玉使うか聞く。
  3. 妻が私に、料理の作り方を聞く。

何かというと私に聞いたり確認を求めたりするようになってしまったんです。

 

それでも、上の1と2であれば、それほど問題はありません。具体的なことですから。

問題は、3。

 

以前、ついつい「もっと野菜を大きく切ればいいのに」とか、こういう作り方にすればいいのに、みたいなことを時々言ってしまったことがあり、以後それが原因でいちいち私に確認を求めるようになってしまいました。

後から私にあれこれ言われるのは嫌でしょうから、そうするのは、予防策として当然といえば当然です。

 

でも、例えばその質問に私が答えたとして、「私が答えた通り」「私のイメージ通り」に出来上がるわけではありません。別の人間が作るんですから、あたりまえ

しかし、ココロがすごく狭い私は「言った通りじゃないなあ。違うなあ」と思ってしまい、その気持ちが顔に出て、そしてそれが確実に妻に伝わってしまう。

 

なので、私はしばらく前から、妻が料理しているときには台所に居ないようにしています。見ているとついつい何か言いそうになるので、別室で何かほかのことをやっています。作り方について何か聞かれたとしても、「自分のいいようにやって」と言うだけ。

食べるときにも、感想はあまり言いません。こちらが単なる感想のつもりで言ったとしても、それを単なる感想と聞くか、意見と聞くか、指摘と聞くか、要改善点と聞くか、ダメ出しと聞くか、非難と聞くかは、聞き手の受け取り方次第ですから。

なので、あえて「いいんじゃない?」ぐらいのことしか言わないことが多いです。

 

この記事を読んでいる方からすれば「料理をしてもらってそれしか言わないの?」と思われるでしょうし、それは至極もっともですが、仕方ない。

 

夫婦間の無用な衝突を避けるために、こんなことをやっている私です。

最善とは言えないと思いますが。

 

そういう自分はと言えば、この程度の料理をしているだけなんですけどね。

この日の夕食は、豚小間と野菜のオイスターソース炒め。

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