先月のことですが、妻が職場に置いてあったものを読んだというので、私も読もうと買ってきました。
『日経トレンディ』の保険特集号。
以前から、加入している生命保険類を再確認しなきゃなと思ってたんですよ。
加入から25年近く経っているので、いろいろと忘れてますから。
これを読んで思ったこと/知ったこと。
収入保障保険が定期保険の代用になる。
かつては、安い掛け金で決まった期間だけ高額の保険金を掛けるには、掛け捨ての「定期保険」が定番でした。
ところが、今は生命保険会社が出している「収入保障保険」というのもがあるらしい。
「収入保障」という名前のとおり、死亡時などに、契約期間にわたり、契約した額を毎月給付してくれるという保険。加入してすぐ亡くなったとするとそれだけ給付期間が長くなり(=給付総額が大きくなり、定期保険と同等になる)、契約満了に近くなって亡くなると給付期間が短くなる(=給付総額が小さくなるが、その頃には保障の必要も小さくなっているのはず)。かつての「逓減型」と呼ばれる保険に近いのかも。
契約期間の全体にわたり一定額を保障する定期保険に比べて、掛け金が安くなる特徴があるとのこと。
いま保険に加入するなら、定期保険との比較検討候補になりそうです。
損保業界では昔から「所得補償保険」というタイプの保険がありましたが、同じ性質の保険商品になるのかな?
医療保険の保障内容の変化。
医療は日々変化しています。なので、保険の内容も。
入院期間はどんどん短くなる方向になっていますから、入院保障が「何日目から」「合計何日まで」必要かは悩むところ。
- 短期間の入院でもカバーしてくれないと保険料の払い損。
- 短期間の入院なら経済的影響が小さいから、むしろ長期間の入院だけカバーしてくれればいい(その分安い保険料がいい)。
私はむしろ後者を選んで現在の保険に加入したのですが、医療保険やがん保険の保障内容や給付条件は非常に細分化されているようなので、加入時には注意が必要です。
よく言われるように、高額療養費制度がありますから、保険診療については1ヵ月の個人負担の上限が決まっています。ですから、過剰な保険加入は必要ないと言えます。
自分の加入状況を再確認した結果。
私は、
- 保険加入は最低限にする(掛け金支払いが家計を圧迫しては意味がない)。
- 特に、終身保険は不要(死んだ後は、金はいらない)。※終身保険分を年金など他の給付に変更できる場合もありますけどね。
- 医療保険は、おそらく年をとってから必要になるので終身保障に。
という考え方で加入してきました。
契約内容を再確認した結果、加入が昔だったこと(おそらく現在よりも条件がよかった)、それに高額の死亡保障があと数年程度しか必要ないということから、見直しする必要はないという結論になりました。
少なくとも数年に1回は、契約内容の確認や保険証券の所在確認をしておく必要がありますね。