家族について考える機会も多い、年末年始。
昨年末にはこんな記事が。
全くその通りです。
ステレオタイプな親子ゲンカで、
「一体ここまで誰に育ててもらったと思ってるんだ!!」
「産んでくれなんて頼んでねえよ!!」
なんていうやりとりがありますが(本当にこんなやりとりってあるんだろうか)、子どもは自分が生まれたくて生まれたんじゃない。子どもを産んだのは親である自分たちの都合です。だから、自分たちの都合で作った子どもを責任を持って育てるのは当然です。それをしないなら、親の怠慢。
まして、「作ったのに育てられない」なんていうのは論外です。
子どもには「ちゃんと衣食住が足りて学校にも行かせてもらってありがたい」ぐらいの気持ちは持ってほしいけれど、せいぜいありがたいと思ってくれれば十分。
親に頼らずに生きていけるようになるのが、一番の親孝行だと思っています。
それさえ難しいのが現代ですから。
「育ててあげたんだから老後の面倒を見てもらいたい」とは思いません。
それに、それだと「親が子どもを世話する→子どもが親の世話をする」というように、親子の間で関係が閉じてしまいます。
もしウチの子が何かの恩を感じるのであれば、それは,親である私ではない他人や社会に還元してほしいものです。