ウチでパン焼き器(ホームベーカリー)と同じぐらい活躍しているのが,ヨーグルトメーカーです。
妻が長男を妊娠したとき「妊婦にはやっぱりカルシウムが必要だよなあ。それならヨーグルトだ!」と,よくわからない理由で朝食メニューに加えて以来25年近く。毎朝食べ続けています。
しかも、ずいぶん前からずっと、自家製です。
この本で「ヨーグルトを低脂肪乳で作れば市販品を買うよりも安上がり!」と読んだのが、自分で作り始めたきっかけです。
私が購入した機種はこれ。
買ったのはおそらく15年以上前なので,もうなくなってしまっただろうと思ったら,まだ販売されているようです。
購入当時は、近所の量販店で確か2500円ぐらいだったような気がします。
でもこの程度の安い機種でも,ちゃんとヨーグルトができるし,全く不便ありません。
牛乳1Lの紙パックそのままでできる!
このタイプは,何と言っても紙パックのまま作れることが便利です。
ヨーグルトを作るのに何が面倒かというと,容器の消毒ではないでしょうか。
ところがこの機種(他にも類似のものはいろいろあります)は,1L・500mLの紙パックをそのまま使ってヨーグルトを作ることができるので、容器消毒の必要がありません。これはすごく楽。
紙パックの上側を四角くぱかっと開け,種になるヨーグルトを入れて本体にセットするだけです。
私は,400mLの市販ヨーグルトを種用に買っておいて,それを毎回,アルコール消毒したスプーンで入れています(自家製ヨーグルトを種にして次のヨーグルトを作ることはしていません)。
説明書には「種ヨーグルトを入れたらよく混ぜるように」と書いてありますが,混ぜなくても問題なくできます。上からどぼんどぼんと入れるだけでOK。
400mLのヨーグルトが10回分の種になると考えると(消費期限なんかの問題はありますけどね),近所の最安は99円なので,
牛乳1L158円(税別)+種ヨーグルト10円=168円でヨーグルトが1Lできることになります。市販ヨーグルトの2/3!
では低脂肪乳で作れるのかどうか? 数種類の低脂肪乳で試してみましたが、うまくできたり固まらなかったりまちまち。乳固形分の違いや添加物の有無が影響するのかもしれません。
なので、「経験的にヨーグルトができる低脂肪乳」を選ぶ必要があります。
この機種の注意点。
この機種には正面にタイマー状のダイヤルがありますが,これはタイマーではありません。何時にセットしたかを忘れないようにするための「ダイヤル形のただの目印」であり,電気的配線・機能は全くありません。
メーカーのHPなどを見ても,買ったとき製品に何が付属しているのかわかりにくいんですが,長いスプーンが付属しています。ですから,ヨーグルト取り出し用の長いスプーンを別に買う必要はありません。
こういうスプーンが最初からついています。
画像のように,ぱかっと空けて種ヨーグルトを入れた後にパックにかぶせる「蓋」もついています。この状態で本体にセットします。
ヨーグルトをしょっちゅう買わずに済むので便利。
400mLのヨーグルトだと,家族の人数が多いと1回で食べ切っちゃいます。毎朝1パック食べるとなると,けっこうストックも必要になりそう。
しかし、牛乳と少量の種ヨーグルトでヨーグルトを作ることができるのなら,主に牛乳だけをストックしておけば,飲む分とヨーグルト用を共用できます。最近の牛乳は保存期間も長いのでストックしやすいし,牛乳は消費サイクルも早い。
なので,ウチでは1Lの牛乳を6本常備する生活がずいぶん続きました。
以前は2日に1回,人数が減った現在も3日に1回は,こうやってヨーグルトを作っています。