ツイートからたどった記事で、「ドーパミン・ハイジャック」という言葉を見ました。
「脳内のドーパミンを分泌させ続けるドーパミンサイクルをベースにしたビジネス」(上記記事より)
のことらしい。
「脳汁ドバドバ」みたいな感じでしょうか。
昔は、「テレビを見ているとバカになる」と言われました。あるいはマンガを読んでいると、とか。
しかし、テレビにはCMが入ります。ネットではない通常の放送なら番組の種類も限られ、放送局の都合で決まっていますから、興味ある番組がなければ見ずに済みます。
ところがネットでは。
見る側の好奇心を煽るように、個人にターゲティングされたコンテンツが次から次へとサジェストされ、際限がありません。ましてゲームなら。
「悪意はなくても、それでおカネが回る経済になったため、目移りさせて興奮させることが当たり前の手法として定着している。」(上記記事より)
Don't be evil.からDo the right thing.へ。
Googleの有名な行動規範、Don't be evil.
「ダークサイドに堕ちるな」とでも訳せるでしょうか。それが、2015年秋に変更されたそうです。
Do the right thing.
「悪いことをするな=悪いことでなければ何をやってもよい」から、「正しいことをしろ=自分が正しいと思うこと、倫理的だと思うことをしろ」へ。
あえてそう考えなければ世界がどうなってしまうかわからないほど、可能性が広がり、影響力が大きいということなのかもしれません。