フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

自動車運転免許は学生のうちに取った方がいいと思う。期間もかかるし、若いうちの方が苦労せずに取れるから。

 

自動車運転免許。最近では取る人が減ってきているとか。

確かに、東京など大都市では必要性が小さいかもしれません。

費用も時間もかかりますしね。

 

でも私は、やはり運転免許は学生のうちに取っておいた方がいいのではないかと思っています。

 

理由その1:将来必要になるかもしれない。

 

東京など大都市近郊なら、車はなくても生活できるでしょう。駐車場代など維持費もかかるでしょうし、車を持たない生活もアリなのだろうと思います。

 

でもそれは大都市だけ。

 

地方だと、県庁所在地であっても車は必須です。しかも、地方なら例えばアパートには駐車場が無料でついています。

 

一生、東京で生活しますか?

特に理系の大学生。就職して配属される先は、地方の工場や研究所かもしれません。

そういう事業所が、とんでもない田舎にあることはよくあります。

 

原付免許で済むだろう、という人がいるかもしれません。

しかし、東京からちょっと北に行くだけで冬は路面が凍結します。もちろん積雪する地方もあります。そんな地方で、原付だけでなんとかするのは無理。

 

理由その2:取るのに時間がかかる。

 

免許を取るには、教習所に通う時間が必要です。就職後に急に免許が必要になったからといって、すぐに取れるものでしょうか? 週に1、2回のように通う間隔が空いてしまうと、教習も進みにくくなります(次回までにいろいろ忘れてしまうので)。

まとまった時間がとれる学生のうちに、しかも大学1年か2年のうちに取っておくべきです。

 

理由その3:若い方が取りやすい。

 

マニュアル車の教習のみだった昔は、「教習所で免許を取るには年齢×1万円かかる」なんて言われていました。実技がなかなか進まず補習で追加料金がかかるので、20歳なら20万で済むところが、30歳なら30万かかるというような意味です。

ただし、実際にはそこまで差はつかないと思います。それに、現在のAT限定免許は教習内容も簡単になっている様子。

でも、若い方が、運転技能の飲み込みも学科の記憶力もいいのは確かです。

 

その他:

 

身分証明書として最強:

これはオマケ的な理由ですが、運転免許証は身分証明書として最強です。パスポートよりも有効とされるぐらいです。

 

「結局、ペーパードライバーになりそう」:

免許取得後全く運転せずペーパードライバーになってしまったとしても、ペーパードライバー教習をやっているところがいろいろあります。免許を持っている以上、公道を走っても違法ではありません。練習はゆっくり、必要になってからやり直せばいい。

 

「車がなくても市街地なら生活できるでしょ?」:

地方とはいっても、ある程度の規模の町なら、市街地に住めば車がなくても最低限の生活はたぶんできます。でもそれは、例えば「メールやSNS程度しか使わないから、スマホの契約は最安の200Kbpsの格安SIMでいいや」というのと同じ。「最低限の生活」でいいのか、「よりよい生活」をした方がいいのか、です。

 

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そんなわけで、ウチの大学生2人には、どちらも大学1年の夏に免許を取らせました。

 

でも親の立場としては、「子供が本当に他人に対する加害者になるかもしれない」と覚悟を決める出来事の一つかもしれません。

 

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Photo by 写真素材 足成