最近問題になっている受動喫煙。
関連する記事をネットでみていて、思い当たったことがありました。
私、子どもの頃、歯茎に黒っぽい筋があったんです。
(今、改めて鏡を見てみましたが、今でもちょっとそうかもしれない……)
その当時、私の歯茎について、
母「なんで黒いんでしょうねえ?」
歯科医「なんででしょうね?」
とかなんとか、原因はよくわからないといったような会話があったことを憶えています。
今にして思えば、あれは受動喫煙のせいだったのかもしれません。
参考:
歯周病と全身の状態 喫煙と歯周病の関係(厚生労働省 eヘルスネット)
私の父はずっとたばこを吸っていて、室内にたばこの煙があるのが普通でしたから。
上記のページによれば、「親の喫煙が子供の歯肉メラニン色素沈着をおよそ5倍以上のリスクで増強する」との報告があるということです。
上記リンク先には子どもの歯茎が黒ずんでいる画像がありますが、私が子どもの頃の状態にそっくりです。
長年の疑問が氷解しました。
もちろん、それ以外にも喫煙にはさまざまな問題があります。
昔は、屋内でも屋外でも喫煙が普通でした。
歩きたばこでさえ普通。
吸い殻の投げ捨ても普通。
車を運転しながら吸うのもあたりまえ。(今でも、吸う人はそうでしょうが)
会社で仕事の合間の喫煙休憩も普通。煙もくもくの喫煙室も普通。
駅のホームなどで、吸い殻入れの中で火が消えずにもくもく煙が上がっている光景も、ときどき見かけました。
喫煙がごくごく普通だったそんな時代の人が、世の中にまだたくさん残っているのは確かです。
でも知識も時代も変わっているんですから、新しい知識で世の中をいい方向に変えていかなければなりません。
Photo by 写真素材 足成