昨日はこんなブログ記事を読みました。
奥さんがフリーランスになって、
- 休みが合わなくなった。
- 奥さんの収入が増えた。
といった理由で、最終的に離婚に至ってしまったということです。
これを読んで、昔のことを思い出しました。
会社員妻と在宅フリーランス夫。
結婚して10年以上、会社員妻と在宅フリーランスの私という組み合わせでやってきました。(妻は現在は転職し、当時とは別の会社に勤めています)
妻の当時の勤務先は大企業の関連会社で、福利厚生が充実。有休も取りやすく、フレックスタイム制も採用していました。育休もきっちり3人分取得できました。
この妻と夫の組み合わせ、最先端で最強じゃないかと当時思ったものです。
会社員の福利厚生とフリーランスの自由度のいいとこ取り、というわけです。
そのほかにも。
保育園入園時。
今から20年以上も前のことなので、地元でも現在は状況が変わっているのかもしれません。
でも当時、子どもの保育園入園に全く問題がありませんでした。
妻はフルタイム勤務。
私は当時猛烈に忙しかったので、フルタイムで仕事をしていると自己申告。
これで、スムーズに入園できたんです。
これが、「会社員夫・在宅フリーランス妻」の組み合わせだったら、こうはいかなかっただろうなと思いました。たとえば、祖母・祖父が同居の場合の調査項目も、祖母と祖父の場合で違っていましたしね。理不尽ではありますが、そうだったのは事実です。
実際に入所しやすかったのかどうか、本当のところはわかりません。地方都市なので、そもそも当時、待機児童がいたのかどうかも不明です。
住宅ローン。
妻が会社員だったので、妻名義で住宅ローンを問題なく組むことができました。
フリーランスの立場では、ローンを組めなかったかもしれません。
一方、私も収入はありましたから、家は妻と私の共有名義にし、贈与にならないように頭金やローン返済の負担記録を通帳などに残すようにしました。
でもやっぱり、時間の融通が利くメリットが一番。
これは非常に大きかった。在宅フリーランスの私は、1~2時間あるいは数時間程度なら、いくらでも時間の調整ができるんです。「できないことはない」と豪語したくなるほど。
保育園の呼び出しにも対応しやすかったし、水ぼうそうなど長期の休みも、妻の有休と組み合わせて全部乗り切ることができました。
ただし、休日が合わないのは結構深刻。
冒頭のブログ記事にある通り、夫婦で休日が合わないというのは地味に深刻です。
会社員の立場だと、「週末は当然休み」という感覚になります。
でもフリーランスの立場だと、「仕事がないときが休み」「仕事を入れないときが休み」になりがち。
これが蓄積すると、家庭内がぎくしゃくすることにもなりかねません。
これからこのような生活パターンになる方は、気をつけてください…。