よく話題になりますね,「呼び名」問題。
主夫とかイクメンとか。
ブログはわかりやすく目立つ方がいいでしょうから,このブログでもキャッチーな「兼業主夫」なんて言葉を使っていますが,正直なところ,呼び名なんかどうでもいいと思っています。
「名前」がつけられることで広く一般に認知されるようになるという面は当然ありますが,そういう社会的側面は別として,私個人としては,自分が「主夫」というものかどうかは本当にどうでもいい。
それはなぜか?
そもそも,人間だれだって生きていくためにはメシを食わなきゃいけません。そのためには,買い物だって料理だって皿洗いだってしなければなりません。
服を着たら洗濯だってしなければなりません。掃除もです。
例えば1人暮らしをしているなら,誰だってこれらのことは全部自分でやらなきゃいけないわけです。一人前として自立することには,そういった「生活全般を全部自分でやる」ことが含まれているはず。
結婚後に夫婦の間でよく話し合い,やること・やらないことの分担を決めているのなら,それもいいでしょう。人類は分業することによってここまで発展してきたのですから,分担することは当然アリです。
私は,そのあたりの話し合いによる分業のステップをすっとばし,1人暮らしのままの生活を今でも続けているようなものです。1人暮らしなら,全部自分でやるのが当たり前ですからね。
ですから,食料品の買い出しから料理,洗い物もするし,洗濯はボタン1つで洗濯機がやってくれるから干して取り込んでたたんでしまうだけだし,掃除はやらなくても死なないし(!)(掃除は妻にやってもらってます),子どもができたら子どもの世話もできる限りやるし……というような生活で現在に至っているというだけです。
ですから,私のことを兼業主夫と表現するのなら,1人暮らしの男はみんな兼業主夫です。
そういえば,会社勤めしていた頃,同僚の女性社員から「○○さん(私の本名)は何でもできるから,お嫁さんいらないね~」なんて言われたことがあったっけ。