毎日、料理するときに考えることがあります。
肉や野菜の、大きさや形です。
ゴロゴロっとした料理なら、大きめが好き。
たとえばこんな。
鶏ももとトマトのニンニク炒め(ジャガイモ入り)。
サツマイモと鶏むねのシチュー。
鶏もも肉の「焼き鳥風」。ネギは小さいですが鶏肉は結構大きめ。
「ひと口大」=3cm角ぐらいに切ってしまうと、中途半端に小さい気がするんですよね。4~5cmぐらいに大きく切って、出来上がった料理でも肉や野菜が大きいままの方が、なんというか高級感があるというか、贅沢な気分がするというか。
ただの気分ですが。
形を揃える。
これは料理の基本の1つだと思いますが、大きさや形を揃えると、見た目の統一感だけでなく、火の通り方も近くなるということがあります。
豚肉と野菜のオイスターソース炒め。
豚肉は、しょうが焼き用かなにかの厚みのあるものを1cm幅ぐらいの短冊に切り、ニンジンとジャガイモは拍子木。ピーマンは細切りと、全部細長くしてあります。
ただし、ニンジンの方がジャガイモより火が通りにくいので、ジャガイモは太め、ニンジンは細めにします。そうすれば、ニンジンに火が通ってもジャガイモは崩れにくい。
逆に、ミネストローネなどでは、全部小さく1cm角ぐらいに切ります。
色数も、料理によって少なくしたいときもあれば、手持ちの材料をこれでもか!とたくさん入れて賑やかにしたほうが「それらしく」なる料理もあります。
そんなことを考えながら料理をしています。