とある高校のクイズ研究同好会に寄付した自作の早押し機。
押しボタンが故障したということで、修理の依頼を受けました。
この機会に、測り忘れていたケースのサイズなどを記録しておくことにします。
(このブログを見た方からケースの大きさを質問されることがあるんですが、手元にないのでわからなかったんです)
使用したケース。
秋葉原の東京ラジオデパート内のケース屋さんで購入した記憶があります。メーカーや型番などは不明。たしか1500円ぐらいだったような。
コの字形のアルミ製「身」に、コの字形の青いスチール製「蓋」をかぶせてビスで止める、よくある構造のケースです。
ビスは、工具を使わずに開けられるよう、手で回せるユリアねじに変えてあります。
片面には、リセットスイッチ、1位~3位判定のためのRANKスイッチ、ACアダプタからの電源を接続するDCジャック。テプラで貼った「ON」は、かつて取り付けてあった電源スイッチのなごりです。
反対面には、押しボタン子機を2台ずつ接続する6P DINジャック4つと、スピーカーの穴。
各部のサイズ。
ケース各部のサイズは下記のようになっています。
正面からみた幅と高さ。
側面からみた奥行き。
上から見た「身」の幅。
側面からみた「身」の高さと奥行き。
早押し機の内部。
早押し判定基板HA-808(1枚)と、LEDの点灯に使っているリレーボードが並んでいます。
横から見るとこんな感じ。上下に4つずつ並んでいる小さい黒い箱形のものが、「リレー」。電磁石とスイッチが1つになった電子部品です。HA-808の判定結果によって内部の電磁石がON/OFFとなり、それによって内部のスイッチがON/OFFになることにより、LEDが点いたり消えたりする仕組みです。
(LEDでなく白熱電球などを接続することもできますが、AC100Vを使用するのは危ないのでやめました)
さて、故障箇所を特定して修理し、修理が終わったら機能強化のための改造にとりかかることにします。