末っ子が高校通学に使っていた自転車を、ひとり暮らし先に持っていきました。
その前に、ふと気付きました。
防犯登録、何か手続した方がいいのかな?
盗難にあったときに必要になる防犯登録。
登録制度は、各都道府県単位になっています。
今回のように実家住所がそのまま残っている場合は、あえて変更する(いちど抹消手続をして、再登録しなおす)必要はない様子。(自転車が盗難にあったときなどは、実家とのやりとりで済ませられる)
(現住所に住んでいる人がいなくなってしまう場合は、変更が必要らしいです)
しかし、考えました。
例えば、東京で、他県の防犯登録のままのママチャリに乗っていて、たまたま職務質問を受けたら?
「なんで他県の自転車に乗ってるの? 盗難車じゃないの?」などと疑われ、その自転車が自分の所有であることの証明ができずに面倒なことにはなったりしないでしょうか。
まあ、そんなことは多分ないのでしょうが……。(長男の自転車をひとり暮らし先に運んだときには、防犯登録のことなど全く考えませんでした)
ものは試しと、防犯登録の抹消手続をやってみることにしました。
(ブログのネタになるし)
防犯登録の抹消手続に必要なもの。
手続に必要なのは、
自転車防犯登録カード(本人控え)。
自転車購入時に防犯登録をしたときの控えです。
この自転車は最初は娘用だったので、娘の名前になっています。
手続をする人の身分証明書(運転免許証など)。
防犯登録カードが娘の名義になっていますが、本人は東京。なのでちょっと困りましたが、家族でも手続は可能とのこと。私自身の運転免許証でOKでした。
自転車本体。
防犯登録カードがある場合、自転車本体はなくても可。
防犯登録カードがない場合は、購入店に持ち込み、販売記録などを調べてもらって抹消手続をすることになるということでした。なので、購入店以外では抹消手続できないとのこと。
ただし、購入店以外では取り扱いが異なる場合があるようなので、防犯登録の抹消手続をしようという場合は、持ち込む店(自転車販売店、ホームセンターなど)に電話で問い合わせてからの方がよさそうです。
防犯登録を抹消する手続。
今回は、防犯登録カードの控えと自転車本体の両方を持って、購入店に行きました。
A4の用紙1枚に、簡単な必要事項を記入。
コピーを繰り返したような、あまり使われていなさそうな書式です。
この用紙に記入するだけで手続は完了。費用はかかりませんでした。
フレームに貼り付けてあった防犯登録ステッカーは剥がしてもいいんですが、剥がすのは大変そうだし、新規登録するときに新しいステッカーを上から重ねて貼ればいいだけなので、そのままにしておきました。
注意すべき点。
防犯登録の抹消手続は、防犯登録をした同じ県内でなければできません。
新しい防犯登録を、転居先で忘れずにやり直すこと。そのときには、手数料が500円ぐらいかかります。
防犯登録をしたら、ステッカーと防犯登録カードをスマホなどで撮影しておくと、万一のときに役立つでしょう。