こんな記事をみつけました。
NHKのガッテン!で放送されたものらしい。
チャーハンを作るときに,粉ゼラチンをふりかけるとパラパラになる,とのこと。
というわけで,やってみました。
まず,粉ゼラチンなしのチャーハン。
以前,ラードをたっぷり使ってチャーハンを作りましたが,今回はラードの在庫がないので,サラダ油+創味シャンタンで作ることにしました。
1人前の材料がこちら。皿1杯分のごはん,卵1個,ロースハム1枚,ネギ8cmぐらい,創味シャンタン。(これしか材料がありませんでした……)
中華鍋をしっかり熱し,油をたっぷり(直径8~10cmぐらいか)。
ラードを使って作るときも,溶けたラードは全体でこれぐらいになっていました。
上記の記事の作り方とは違いますが,
- ここに卵をジャーッと入れ,
- 卵がふわっと広がったところに温めておいたご飯をすかさず加え,中華おたまで押しつぶし拡げ,
- 卵ごとひっくり返して全体を切り混ぜ,
- ネギ・ハム・創味シャンタンを投入してざっと炒め合わせ,
- 最後に醤油鍋肌に少々をまわしかけて完成です。
全工程1分ぐらい。
こうなりました。
ごはん粒は十分ばらけているような?
油がなじんだ鉄製中華鍋で,1人分を,しかもあれだけの油を使って作れば,全くくっつきません,
食べてみたら,普通においしくできていました(自分フィルター有り)。
どうも,ラード+醤油の味は,サラダ油+創味シャンタンでも同じになるのではないかという気がします。
次に,粉ゼラチンを振ったチャーハン。
別の日に,同じチャーハンを,粉ゼラチンをふりかけて作ってみました。
材料はこちら。上と違うのは,粉ゼラチン(ただし賞味期限切れ……)があること。
中華鍋を煙が出るまで熱し,上と同様に油をたっぷり入れて,
同じように作りました。違いは,ネギ・ハム・創味シャンタン投入後に粉ゼラチンを半袋,直接ふりかけたこと。
出来ました。(切れてないネギがはみ出してます)
アップにしても,あまり違いはないような?
結局、ゼラチンを振ってパラパラになったのか?
見た目と同様、食べてもやはり、あまり違いがないような…。ゼラチンなしが金曜日,ゼラチンありが中2日後の月曜日だったせいもあり,違いはよくわかりませんでした。
ゼラチンありの方が,ごはん粒が全体的に少しやわらかいような気もしましたが,ゼラチンなしの方は前日の残りごはん,ゼラチンありの方は炊いてから4時間程度しか経っていない残りご飯で作ったという違いもあったかもしれません。
結局,ゼラチンの効果はよくわかりませんでした。
ゼラチンの有無に関係なく、チャーハンは、私の作り方の場合
- 1人前ずつ,
- 油をたっぷり使って作れば,
それらしく出来上がるのではないかという印象です。
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ここまで記事を書いてから,NHK「ガッテン!」のゼラチンの放送回を調べてみました。
そうしたら,ガッテンで放送されたのはチャーハンでなく「ジャーハン」でした…。
つまり,ご飯を炊くときに粉ゼラチンを溶かして加え,炊飯器でチャーハンを作ってしまうというもの。全然違いましたね。
個人的には、「油をたっぷり使って」「1人前ずつ」作れば、十分に「それらしい」 チャーハンになるように思います。「ラード+醤油」でなく「サラダ油+創味シャンタン」でもよさそうです。
テフロン鍋で同じようにできるかは…わかりません。テフロンのフライパンを煙が出るまで焼くわけにはいきませんからね。