ジョギングをしつつ血液検査を頻繁に受けて,ジョギングと検査結果の関係を比較しているようなのは,日本広しといえども私ぐらいではないでしょうか。
なぜそんなにしょっちゅう血液検査を受けているか?
献血すると検査してもらえるからです。
というわけで,最近気付いたことについて。
血糖値の指標が跳ね上がった。
献血で検査してもらえる項目の1つに,グリコアルブミンがあります。
これは,血中タンパクであるアルブミンに,ブドウ糖がくっついたもの。
血糖値が高い状態が続くと,このグリコアルブミンが増加します。
具体的には,直前2週間の血糖値の状況がこの値に表れると言われています。
※糖尿病の管理に使われるグリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン,ヘモグロビンA1c,HbA1cとも呼ばれる)には,直前2カ月間の血糖値の状況が表れます。
そのグリコアルブミンの値が,今年(2019年)3月に急上昇してしまいました。
具体的には,こんな感じです。
この部分。↓
黄色のドットの右端から2つ目が,16%まで急上昇しています。
(グリコアルブミン正常値は16.0%未満。ただし,15.6%を超えた場合は要注意とされています)
原因は,ジョギングしなかったから?
ではどうして急上昇してしまったのか。
可能性の1つが,ジョギングしなかったこと。
この3月は,末っ子の大学進学を控えていろいろと忙しかったので,ジョギングを全くしませんでした。(青いグラフが0kmと10kmになっている部分が3月です)。
運動しなかったせいで,血糖値が高い状態=グリコアルブミンの値が高くなってしまったのでしょうか?
私は,それだけではないんじゃないかと思っています。
原因は,食生活の変化?
グラフをみると,2018年末ぐらいにグリコアルブミンの値が特に下がった時期があります。このとき,それ以前と何が違っていたかかというと。
食生活を変えてみたんです。
一人で食べる昼食(炭水化物中心) を,昼どきにまとめて食べるのをやめて,何回かに分けてちょこちょこ食べるようにしてみたんです。そのおかげで食後の血糖値上昇がゆるやかになり,グリコアルブミンの値が下がったんじゃないか?と思うわけです。
では,それとこの3月の急上昇には何の関係があるのか。
実は,この3月は高校を卒業した末っ子がずっと家にいたために,「普通の昼ご飯」だったんです。
子どもが家にいるのに,自分だけ「ちょこちょこ食べ」というわけにもいきませんでしたから。
それがこの上昇の理由の1つではないでしょうか。
血糖値は意外にすぐ上がるらしい。
というわけで,今回の教訓です。
- 体質にもよるのでしょうが,少なくとも私の場合,炭水化物中心の安上がりな食生活をすると,意外にすぐ血糖値が上がる。
- なので,食生活と運動には気をつけた方がいい。
ところで,「ちょこちょこ食べ」で心配になるのが虫歯ですが,幸い,先日歯医者に行ったら虫歯はありませんでした。よかった。
末っ子が下宿を始め,私もちょこちょこ食べを復活させ,ジョギングも再開。
どちらの効果か,グリコアルブミンの値も15.2まで下がりました。(グラフ右端)