先日、こんな記事を見ました。
- 小学校の登校班を決めているのは誰か。
- 登校班編成に関して、学校からPTAや地域に個人情報が漏れているとしたら個人情報保護法違反ではないか。
という内容です。
登校班については、私もとまどった経験があります。
登校班を誰が/どこが編成するかがあいまい。
私の経験では、学校が割り振りをして編成するのか、地域の子ども会が編成するのかがあいまいでした。
それはなぜか? 同じ小学校の学区内でも、自治会単位で方法が違っていたからです。
同じ小学校の学区内でも、
- ある自治会/子ども会は、子ども会に入っていなければ登校班に入れない。
- ある自治会/子ども会は、子ども会と登校班に関係がない。
そういう状況が混在していました。
そして、学校は当然ながら、そういう自治会ごとの事情を完全には把握しきれていません。そして、子ども会の間でも、となりの子ども会がどうやっているのかという運用方法の違いがはっきりとは認識されていない。(「学区内はどこもウチと同じ方法でやっているんじゃないか」という程度にしか思っていない。)
なので、私が経験した当時は、新1年生の入学式後の限られた時間で、学校側が、登校班が決まっていない子ども/自治会も含めて、えいっと短時間で新入生を学年下校時の下校班にまとめていたようです。
なんだかすっきりしないものを感じました。
小学校の登下校方法は、学校の管轄なのか、地域の自治会/子ども会の管轄なのか、PTAの管轄なのか、あるいは各家庭にまかされるのか。
悩ましい問題です。
ひとつ言えるのは、地域によって、学校によって、そして同じ学区内でも自治会によって千差万別らしいということ。
お子さんが小学校に入学する方は、ネットでの情報収集ではなく、ぜひ近所の先輩保護者に尋ねてみてください。
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