フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

みんな、いつのまにか終わっていく。新しく始まることに埋もれて。

 

先週末の金曜日が、末っ子の最後の弁当でした。

 

高校3年生の2月。本当は2月5日が最終登校日で、それ以降は自由登校だったので、2月5日が最後の弁当になるのかなと思っていました。

 

ところが、末っ子は几帳面なのか、はたまた別の理由があるのか、私立大学入試のある日以外は毎日、それまでと同じ時間に起き、同じように朝食を食べ、同じ時間に登校していきました。帰ってくるのも、部活引退後の帰宅時間と変わらずです。

 

なので、「2月5日が感動の最後の弁当!」と思ったら実はまだまだ必要だったという、ちょっと拍子抜けする出来事だったんですが、先週金曜の2月22日が、今度こそ本当に最後の弁当になりました。

 

週明けに受験する国立大学の二次試験が終わった後は、さすがの末っ子も卒業式とその予行がある日以外登校しないらしいので、妻が3人の子どものために12年にわたり続けてきた子どもの弁当作りも完全終了です。

 

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思えば、いままでもいろいろな「最後」を経験してきました。

3人きょうだいの末っ子なので、「末っ子の最後」が「子育ての各場面の最後」。

 

保育園の卒園。

小学校の卒業。

中学校の卒業。

そしてもうすぐ来る、高校の卒業。

 

でも、そんな「最後」も、直後にやってくる新生活によってすぐに上書きされてしまいます。

 

小学校への入学。

中学校への入学。

大学への入学。

 

余韻に浸る間もなく、「最後」は、新生活を迎える慌ただしさの中にひっそりと埋もれていきます。

 

もしかしたら、瞬間瞬間をもう少し心にとどめ、味わった方がいいのかもしれません。

 

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これは、その何日か前、妻が早い出勤だったので珍しく私が作った末っ子の弁当です。

(子どもの弁当については、私はいままで数回しか作ったことがありません)

 

前日の残り物のピーマン肉詰め、

前日の残り物のブロッコリー、

四角い卵焼き器でなく普通の丸いフライパンで焼いて、ちゃっちゃと畳んで四角く整形した、甘い卵焼き、

ごはんの真ん中にはのり佃煮(手作り)。

 

ちょっと隙間が空いちゃった。

 

弁当箱は、よくある2段式。使い始めてすぐに、フタに付いていた箸を入れる部分のヒンジが折れて、取れてしまいました。さらに昨年秋には、弁当箱のフタを本体に止めるため4枚あるフラップのうち、短辺側2つが取れてしまいました。毎日毎日、6年近く使ってきましたからねえ。

 

残り2~3ヵ月ぐらいしかなかったので、買い換えはせず、幅広の大きな輪ゴムを掛けてだましだまし使っていましたが。

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弁当箱本体の箸入れ部分が壊れたため、別の箸箱を使っていましたが、それもヒンジ部分が一部折れて外れるようになってしまっていました。

長いことお疲れさま。

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