今日はこんな記事を読みました。
- 親が、自分の(すでに時代遅れの)常識で「いい」と思う就職先以外、子どもの就職先として認めないということがしばしばある。
- それは、親の考え方の古さ、親自身の安心のため、そして親が子に依存しているためではないか。
という内容です。
子どもが決めたことを、親が「許可」?
記事にあるように、子どもが自分で決めた就職先を親が認めないなんてことが、今どきあるんでしょうか。
いやあるんでしょうね、きっと。
私には理解できませんが。
そういう親は、親自身がきっと自分の親からそういう扱いを受けてきたのでしょう。
(それにしても、親が内定先に断りの電話を入れるほどの実力行使に出るとは……?)
そもそも、いい年になった子どもが自分で決めたことを、親が「認める」=「許可する」ということ自体が、理解できません。
子どもをいつまで「自分が保護する対象」「管理する対象」だと思っているんでしょう?
親がそうやって子どもの進路、人生を決めて、将来どうなると思っているんでしょう。
親が決めた人生を子どもがうまく歩めなくなってしまったとき、そして子どもが「自分の人生を自分で生きていると思えない」と感じてしまったとき、どう責任をとるつもりなんでしょう。
子どもを育てる、1人の人間を育てるということを、一体どう考えているんでしょう。
子どもの人生を親の思う通りにすることなんてできない。そのことを、私は長男が保育園のときに身に染みて実感しました。
そのことに早く気付いてよかった。
気付かせてくれた長男には感謝です。