子どもの入試の直前,親には何ができるでしょうか。
私が考えていることを書いてみます。
直前の健康管理。
主に,ちゃんと食べさせること,ちゃんと寝させることでしょうか。
子どもの性格にもよるでしょうが,末っ子はこの点,大体問題ありません。
夜は遅くとも午前1時,普通は日付が変わる前に寝ているし,部活を引退してからは寝落ちもあまりしなくなりました(部活が現役のころは,2日に1回はトイレで寝ていたり部屋で寝落ちしていたりしたものです)。生活習慣は非常に規則正しく,手洗い・うがいも絶対欠かしません。
むしろ,注意しなければいけないのは,親自身かもしれません。
というのは,食事です。
子どもに何か変なものを食べさせたら大変だからです。
食事が原因で入試に影響が及んだら…なんて,考えたくもありません。
変わったものを使わず,普段通りの食事を用意するよう努めています。
明日からセンターなので末っ子は早帰り。
— イヨ (@iyoiyo2013) 2019年1月18日
いつものうどん。普段通りが一番。 pic.twitter.com/sj0kILdb1h
験担ぎをしない。
私は,験担ぎをしないようにしています。
宮本武蔵が一乗寺下り松の決闘に向かう途中の「我れ神仏を尊んで神仏を恃(たの)まず」というエピソードがあります。神仏を敬うが、神仏に頼ることはしない,と。
まあそこまでのことではなくても,験担ぎをはじめるとキリがありません。
うまくいったら「お守りを買ったり○○をしたおかげ」,うまくいかなかったら「お守りを買わなかったとか,○○をしなかったせい」。そんな考え方をしていると,身の回りのあらゆることにどんどん縛られていく気がします。
そもそも,そんなに自分の子どもを信じられないのか? ということであって。
私は,子どもの力を信じます。
験担ぎをしたってしなくたって,運・不運はあります。それは何かをしたせいでもなければ,何かをしなかったせいでもない。
なので,ただ不測の事態が起きないことを願うばかりです。
「普段通り」を維持すること。
食事も含め,何より大切なのは「普段通りを維持すること」だと思っています。
親がピリピリしたりおろおろしたりするのは,もちろん絶対ダメ。
神経質になってあれこれ細かく確認したりするのもダメ。
(それって,子どもを心配しているようでいて,実は親自身の不安を子どもに押しつけているだけですよね)
試験のことなど全然気にしていないようなフリをして,普段通りの生活を送るようにしています。
試験のことを一番気にしているのは本人。
親が「いかにも入試直前」というような雰囲気を醸し出しても,いいことは一つもないように思います。
直前になって大切なのは,いかに普段通りの力を出せるようにするか。
いかにリラックスして本番に臨むかです。
そのためには,何も変わったことをせず,心配な気持ちがあってもぐっとこらえて,努めて普段通りに振る舞うのが一番です。
…そういうわけで,いよいよ明日からスタート。