フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

大学入試出願手続。ウェブ出願化に伴い、写真の要件が大学によって様々になっています。

(2019年1月作成記事ですので、状況は当時のものです)

 

大学入試の出願手続期間が始まっています。

出願と言えば、必要になるのが受験生の写真。

それが、近年のネット出願の増加でいろいろ変化があるようです。

 

ウェブ出願(ネット出願)の増加。

 

長女が大学を受験した3年前(2016年春入学)はまだまだ紙(郵送)での出願が主流でしたが、その後3年でWeb出願が大きく増加したようです。

 

3年前と今年の出願方法比較。

 

国立大学は、2019年度入試の現在も紙ベースでの出願のまま。様式にも変化はない様子。

 

ところが私立大学は、3年前に紙ベースの出願だったA大学とB大学がウェブ出願に変わっていました。長女が受験した私立C大学は、3年前からすでにウェブ出願。末っ子が今回受験する私立D大学は、3年前は不明ですが現在はウェブ出願です。

 

ウェブ出願に必要な写真の要件。


Web出願の場合、ウェブ上で出願手続(各種項目の入力)を済ませ、その後で必要書類(調査書、写真など)を別途郵送する形になります。

従来の紙ベースの出願であれば、願書に写真を貼り付けるだけだったんですが、出願手続のweb化に伴い、必要な写真の要件が変わってきています。それも、学校によって条件が微妙に違います。

 

ウェブ出願に必要な写真の条件。

服装:

これはウェブ出願との関係ではありませんが、私が把握している国立と私立で違いがあります。

  • 国立:「制服不可」との記載はない(学生証の写真は合格後・入学前に別途撮影するのではないか)。
  • 私立:出願時の写真を学生証に使用すると明記されているので、この4校は全て実質的に「制服は不可」。

 

なので、「学校に業者が来て受験用写真を有料で撮影します」といった場合には、それを依頼するかどうか注意が必要です。

 

提出方法:

  • 国立:昔と同じく、願書に貼って郵送。
  • 私立:「画像データのアップロードのみでOK」「専用用紙に貼って郵送」「写真だけを(何にも貼らずに)必要書類と一緒に郵送」など、さまざまです。上記の私立A大学の場合など、無背景で自分で撮影できるのであれば、スマホで撮影するだけで済んでしまいます。

 

撮影方法:

  • 国立:指定なし。普通の条件(無帽、無背景など)を満たしていれば、自分で撮影したものでも可能。
  • 私立:表記がさまざま。
    • 私立A大学は、スマホなどで自分で撮影してもOK.
    • 私立B大学は、「個人撮影は不可」だけれど「スピード写真は可」。
    • 私立C大学は、「個人撮影・スピード写真は不可」で、「写真店で撮影」とのこと。
    • 私立D大学:国立と同じ。

想像ですが、私立C大学は、いわゆる「スピード写真」の現在の品質を知らないのではないでしょうか。

昔は、スピード写真というと、ポラロイドやインスタントカメラのような、画質・品質の悪い写真だったものです。

しかし現在は、証明写真機でも写真店で撮影したものと遜色のないカラーの証明写真が可能。それをわかっているのが私立B大学、知らないのが私立C大学という違いになっているのではないかと思います。あるいは、一口に「スピード写真」といっても品質がまちまちなので、ひとくくりにして不可としておいた方が無難という判断なのでしょうけど。 

 

結論:出願用写真は、入試要項を確認してから用意!

 

というわけで、とりあえずの結論は。

 

  • 出願用写真の用意は、入試要項を確認してからの方がよさそう。先走って写真店で撮影すると、ムダになることもあるかもしれません。受験年度のものが発表されていない場合、前年度のものでも参考になるかもしれません。
  • 学校での撮影は要注意。制服での可否の可能性があるからです。学校は当然理解しているものと思いますが、出願方法が変わったりしますからね…。

 

出願用写真の調達方法としては、

  • 業者が学校で撮影
  • 自分で撮影
  • 証明写真機(いわゆるスピード写真)
  • 写真店での撮影

の選択肢がありますが、私はどうしたか?

次の記事に書くことにします。

 

業者撮影によるシールタイプの写真。

学校で業者に撮影してもらったシールタイプの写真。

先生か写真屋から指導されたんでしょうが、ワイシャツのボタンを一番上まではめるものでしょうか……なんかダサすぎ。