フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

冬の停電はヤバい。暖房できないことの大変さを改めて実感しました。

 

先日,前触れなく停電しました。

 

まったくの突然です。部屋の中でピッと電子音がしたので「何だ?」と思ったんですが,何が起きたのかしばらくわかりませんでした。

夕方とはいえ,まだ暗くなっていない時間帯で,部屋の照明も付けていなかったし,たまたまパソコンの前でもなかったからです。

 

部屋の中を見回し,電子機器の表示が消えていることに気付いてようやく停電だとわかりました。

 

災害でもなんでもない,近隣数百戸だけの局地的な停電です。

しかし,停電するとどうなるかをあらためて実感しました。

(災害で被災した方にとってはあたりまえのことだと思いますが)

 

冬の停電は夏よりもヤバい。

 

もしかすると,冬の停電を経験したのは生まれて初めてかもしれません。

 

停電すると,当然ながら電気を使う暖房手段は使えません。

エアコンはもちろん,電源が必要な石油ファンヒーターもダメ。

 

冬の室内で暖房がないと,あっという間に体調に影響が出そうだという危機感を感じました。

 

夏の暑さなら,避難所などで長期間過ごさなければならないような場合は別として,自宅でちょっと停電した程度であればしのぐことは出来ます。

 

しかし,冬の寒さはそうはいきません。すぐにでも風邪を引いてしまうのではないか。そんな気持ちになりました。

 

オール電化の家はどうするのだろう?

 

停電だけでガスが生きているなら,ガスでお湯を沸かして湯たんぽを作ることぐらいはできます。

しかし,オール電化の家だとそれもできません。

災害でも何でもない,ただの停電だけで。

 

インフラを分散する必要性。

 

以前,こんなブログ記事を拝見しました。

 

kaedenote.hatenadiary.jp

 

先日のソフトバンク通信障害のとき,「通信キャリアを家族で別々にしておいた方が,万一のときの影響が小さいのではと感じた」という経験談です。

 

エネルギーについても,電気だけでなくガスや灯油など複数使えるようにしておいた方が,万一のときの影響を少しでも小さくできるのは間違いないでしょう。今後はPHVの車を電源にする方法も広まってくるのかもしれません。

 

ウチには,電源がいらない昔ながらの石油ストーブがあります。

東日本大震災の後,万一のときを考えて買っておいたのです。

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物入れの奥でほこりをかぶっていますが,これなら電池だけで点火して暖を取ることができます。(灯油は寒い季節には常備しています)

 

幸い,今回はこれを出して使うまでには至りませんでしたが。

 

通信は? 携帯だけでなく固定電話の回線を持っているということも複数の通信手段ということになるのかもしれませんが,現在の電話機や回線は,停電すると使えないものが多いでしょう。

 

回線が昔ながらのNTT回線のままで,電話機も昔ながらの単機能の電話機であれば,停電時にも通話することができたんですけどね。ウチは回線もNTTでなくなってしまったので,もうできません。

 

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携帯の回線は生きていたので電力会社のHPをみたところ,2時間ほどで復旧しそうだったので,停電が起きていない近所のファミレスに夕食がてら避難しました。

 

当初の予定通り,電力供給は約2時間で復旧。原因は「弊社設備のトラブル」とのこと。

ほんの2,3時間のことでしたが,いい経験になりました。

 

ちょっとした停電でこのありさま。

災害で被災した方々はどれほど大変だったろうと思わずにいられません。 

 

※ところで、停電と言えば,ウチ1軒だけが停電した経験も1回あります。

家の前の電線についているボックス内のヒューズが切れて,3相交流の供給がおかしくなったかとかいう話でした。(説明を聞いても理解できなかった)

不思議なことに,家の中の電気系統の一部にだけ電気が供給されない(一部の部屋だけ電気が使えない)という,変わった停電でした。