庭にあるものでリースを作ってみました。
材料費タダなので,0円リースです。
やっかいな雑草。
発端は,庭で発見したことでした。アレを。
やっかいな雑草は,スギナとかドクダミとか,挙げればキリがありませんが,
「やっかいな雑草つる草部門」というものがあるとすれば,ヘクソカズラやヤブガラシと並んでトップ3に入るだろうと思ったものがあります。
それは,スイカズラ。
春に,かわいらしい,いいにおいのする花をつけ,ハチミツの原料にもなる植物ですが,これが手強い。
なぜかというと? 実は,
雑草ではなくつる性の木なんです。
なので,抜こうと思っても抜けません。
木ですから,根っこがやたらしっかりしています。
つるも,草とは違いますからやたらしっかりしています。
なぜそんなものが庭に?
理由はわかりませんが,近所では別に珍しいものではないようです。
郊外を開発した住宅地だと,普通にあるのかも。
以前に1回,完全に退治したと思ったことがあったんですが,知らない間に別のところから生えて,つるが何mも伸びていたのに気付きました。
それならリースでも作ってやるか。
なので,そのつるを,取れる範囲で切っておきました。
高くて取れなかった部分は,ヤマノイモと一緒に空中で枯れています。
藤(ラタン)細工は水につけてやわらかくしてから作業すると聞いた記憶があったので,一晩水に漬けてみました。浮いてしまうのでホースで重しをして。
飾りも,どうせならタダで手に入るものにしましょう。
クリスマスらしく,赤と緑のもの。
マンリョウです。
マンリョウと,それにナンテンとサンショウは,庭に勝手に生えてきます。
鳥の糞で植物が増えるという知識は昔からありましたが,本当にこんなに勝手に生えてくるとは思っていませんでした。
漢字で書けば「万両」。縁起をかついでわざわざ植えられることもある,おめでたい名前の植物です。
つるは,水に一晩つけておいても大して軟らかくなった気はしませんでしたが,ぐるぐる丸めて輪っか状にし,万両の葉と実を刺してみました。
作業自体は5分ほどで完了。
こうなりました。
もうすこし飾りになるものがあるといいんでしょうけどね。
いいんです,全部タダだから。
よく言えばシンプル。
「0円リース」のお話でした。